ヤマガタンver9 > がんばれ東北！！ 「卒業」

今日は娘の卒業式だった。
小学校最後の日。
今の東北が抱える憂慮に、この地に居る事の不安はあるが、
覚悟を決めた。
大事な娘の、大事な大切な日を迎えさせる事ができて幸せだ。

初めてまともに中学校の制服を着ているのを見た。
幸せの真っただ中の、青春時代に突入する。

「君が代」を唄わせるこの国家が、細石が岩に変化する程の長い時間、そしてそこが苔むすまでという内容の、長い悠久な時間を安寧にあるが如き国歌が、
今年、この時こそが、その苔が枯れ落ちる時となるのか。

ここで、国家や東電の初動の最悪さと、見通しの甘さ、欲を断じてもはじまらない。
受け入れがたい真実を受け入れるしかないのだろう。
同時期に、リビアなどでは国民に向け弾丸が発射されている。

平和ボケの国家はまた、計画停電のなかで野球のナイターや、高校野球も行う計画らしい。まあいいさ。好きにしてくれ。


娘たちは、息子たちは、みな逞しく美しく輝いていた（オイラは写真しか見てないが）
まあ、かみさんの卒業式の様子や、先生からの言葉を伝え聞き、目頭を押さえるばかりである。

卒業証書を娘から手渡され、不覚にも涙を流してしまった。
俺の涙は軽いのか・・・・。

日中は、結構な積雪の片づけ。
ちび助と二人でスノーダンプでチビラチビラとお片づけ。
やさしい日差しの中で、とても聞きわけが良い立派で頼もしい息子に見える。

こういう時は日常の普通の事が何でも美しく見える。
この時の、日本の姿を忘れずに、父や母の愛を胸に抱き、未来に向かってくれ。
その手助けを、kuma仙人は命をかけて行うのである。

娘息子たちよ、そして全ての子供たち。
君たちは未来なのである。
決して両親の持ち物なのではなく、輝く未来そのものなのである。



高畠町に些少だがコメを託した。
とりあえずは、避難されてきた方々の未来の為に。

がんばれ東北
　　がんばれ日本

仙人さん、お子達の晴れの日の写真に一安心しました。
まずはお子達をしっかり抱きしめてください。親たちの動揺は子どもたちにとって何倍にも増幅されて伝わると思います。あなたの優しさはわかりますが身のうちにとじこめて、すこしずつだしてください。
ご実家でのバトル、幸せな家族だと思いましたよ。へなへなした親でしたらとてもぶつかることができませんから。ぶつかることのできる立派な親がいてくれることに感謝ですよ、と、思います。

はははぁ(^_^;)、お見苦しいところをお見せいたしまして・・・・・。
子供たちは、頼もしい両親に守られているという実感があるらしく、両親の心配の深さ分、安心し、のびのびしているようで、安心しています。強い父が守ってくれると信じてくれているかもしれません。
ブログに記しているほど、自分の事でオロオロしている訳ではなく、他人の心配ばかりしているのです。トホホなんです。やっぱりストレスがあって、ブログに綴ってしまったり・・・。
ここ数日間、寒く、家でも電気や燃料をセーブし、薪ストーブは余震の時、消火困難ですので、姉さまから頂いたジャンパーが活躍しています。家族みんなでヒートテックを着て、有りがたいばかりで、感謝しています。今日からストーブに火を入れました。

まずは、前を見据え、前進あるのみ。希望ある未来を見ています。
そうそう、俺の親父は強いって事で、まあ、ありゃ心配ないですなぁ、と、今は笑っています。
ありがとう。mimさま。

御卒業おめでとうございます
制服姿が眩しいです
これからますます輝いていくことでしょう(^^)
災害が、娘さん息子さんの足を決して引っ張りませんように祈ってます！

どうもね〜。ありがとうね〜。
生かされ生き生かして行くという人間の社会。素晴らしい精神と秩序に、みんなが耐え、その秩序を守ろうとしている。
火事場泥棒や、意味もない、理由も分からないままの買占めしたりしちゃってる状況。そんなもん、ティッシュやトイレットペーパー買いあさっても、原発が行っちまえば無意味なんだけどね。
もっと大切な事があるんだ。恐怖に耐える事、信じる事。
国民を騙してきたと思わせる国家そのものの不信なんだけど。
今は、信じ、耐えよう。
子供たちは、震災を目の当たりにした子供たちは、きっと素敵な大人になってくれるんだろうと思います。

こんな時に、ＧＳに並んでまで燃料を入れて魚釣りに来てる奴がいる。信じられないね〜。
必要なところに回ってないんだから、ちっとは控えてくれたらいいんだと思うのは俺ばっかりじゃないだろうと思うよ。
いつでも、下宿に来なさいよ。

仙人さんの親世代の私がおろおろしてはいけませんね。
子どもたち、若い世代の人々が重大な影響を受けないように
祈るばかりです。管総理のよびかけに谷垣さんが応じなかったなどというニュースに「この非常事態をどう感じているのか」全く理解に苦しみます。自民党もせこいくだらない党です。

そう、日本の宝、子供たちを何としてでも守らなくてはなりません。国家を上げ、総力を尽し。
これと、被災された方々の安全の確保。現在の日本のすべき最優先事項と思います。
政治家？そんなものは日本に必要ないですね。
民衆の代表が必要であるんですな。
民衆を責任をもって、命を懸けて守れる代表者が選挙され、国営を担うべきですね。
何とも、腰抜けと言うか、この期に及んで政局か？と、何を考えておるんでしょうかね。わかりませんね〜？？
東日本は、この難局を乗り越えた暁には、日本が変わるほどの力と民衆のための政治、生活を求める源となりうるでしょう。
苦しみを共存し、勝ち得た価値観がより強固なやさしい世界を作り上げると信じています。
子供たちを守らなければいけない。
それが、俺たちや、国家の仕事なんですよね〜。

がんばれ東日本！　がんばれ東北！

ステキな晴れ姿ですね。ご卒業おめでとうございます。
わたしとしては、彼女が卒業式に出られてよかったなと思いました。

ケンカの顛末、どちらの立場にも共感できます。
でも、大丈夫。kuma仙人がひとりで集めなくても、人々の善意はちゃんと集まるから。個人が表に出ると、必ず何か言う人があり、どこかうまくいかないこともあるのは事実だし。だんなも言ってます「日本人を信じろ」と。

わたしの大事な友だちの、友だちのだんなさんがハイパーレスキューで福島に行き、放水の任務を果たされました。本当にありがたく、大切な家族を残して任地に赴くその気持ちを思うと胸が痛みました。幸い、無事に任務を果たされて帰京したようです。
見知らぬその人に、応援のメッセージを送らせてもらいました。
祈る思いは、応援する気持ちは届くと思います。だから、しっかりと見ていましょう。そして、できることをやりましょう。

ありがとう。
実情、状況を言えば、山形では、震度は小さいながらも毎日揺れています。何度も何度も繰り返し。
万が一大きな余震が起きたら、子供たちは助けなければならない。火事やその他も心配だ。心配性なのか、二人ともろくに眠れません。
カミさんはダウン寸前です。
ダイエットに励んでいた俺の体重ダウンも激しい落ち込みで、もう落とさなくてもいい体重がグングン落ちていく。
放射能の情報は、今日はどのくらい、さっきはどのくらい・・・。
ここは、まだそれでものんびりしているはずなんです。実際、今のところ心配すべきではないと自分に言い聞かせている。
でも、そうじゃない。今、たぶん東北の危機を大なり小なり共有しているのですな。
だから、じっとしていられない。
日本人を信じている。
政治家ではない日本人を信じている。
自衛隊や、消防、警察、現場で命を懸けている東電関係者。
信じている。

ある意味、山形もパニック状態です。福島市では飲料水からヨウ素が検出された。直ちに人体に影響がないなんて言っても、誰だって計算できる
危険被ばく限度50ｍ/0.1ｍ/ｈ×24ｈ×日数
福島の南相馬には、津波で追われ、３０キロギリギリのところに居て、連絡はついたが、俺んちに来いと言っても、燃料がないから動けない、といった結婚２年の夫婦。福島市の友人たち。
悲痛である。悲壮である。死を覚悟したかのような話しぶりである。

俺が行動を起こすのではない。
日本人が行動を起こすのである。それが俺だっただけ。
長野では、それが出来なかった。
ここではなおの事できない。俺もカミさんもヘトヘトだ。
出来ることはやる。当然だ。
俺は、喧嘩の顛末、客観的に見ても、親父の言は理解できないね。そんな人も日本にはいるし、どこにでもいる。ここにもいるだろう。
皆の募金には、感謝しているし、それが足りないとはいわない。
有りがたいばかりだ。しかし、場合によって、それは復興に当てられたり、今、濡れ、寒さを凌ぎ、食べ物がない人に直接的に回るとも限らない。そういうシステムだと言う事は重々承知だが、だからこそ、この町に避難されてきた人たちに直接的に援助できるよう高畠の役場に電話相談して動き出した矢先の喧嘩だった。

原発事なきを得れば、それに越したことはない。
ただし、悪化すれば、東北の多くの子供たちは確実に被ばくを免れないだろう。
俺が、最悪のシナリオを用意して、それに向かうのは良いが、最悪は最悪であり、それ以下が望ましいのである。
シナリオ通りにならないのもシナリオであり、馬鹿親父が大げさで、私卒業式に出られなかったのよ、と言われる事を恐れる訳にはいかなかったし、今もその危機は続いているのである。

向かい来る刃が、善であろうが悪であろうが、しっかりと目をあけて、それを見て、笑って受け止めよう。

わたしたちが行ってきた事なのだから。

現場に赴く隊員たちには、感謝と、応援の気持ちは潰えない。
しかし、彼らが命をかけ守り通さなければ、東北は崩壊する。
津波や地震に襲われ被災された方を、俺たちは介くことは出来るが、原発を抑えることは出来ないのだから。