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笠地蔵(小国)

かさじぞう

伝説小国町別名:かさこ地蔵、笠こ地蔵

笠地蔵(小国)——雪国の昔話の代表「笠地蔵」は、置賜の小国町にも土地の言葉で語り継がれてきた。小国版の主人公は弥蔵というおじいさん。ゴザを織り笠を作って小国の町に売りに出る暮らしのなか、年の瀬に売れ残った笠を、叶水の先の子持峠で雪に濡れる地蔵さまにかぶせて帰る——すると大晦日の晩、地蔵たちが米や餅を届けてくれた、というおなじみの筋が、子持峠という実在の峠と結びついて伝わっている。囲炉裏端の方言の語りがそのまま記録されているのも小国版の魅力。(出典:国土交通省飯豊山系砂防事務所「いいでの伝説」)