大里峠の大蛇伝説
おおりとうげのだいじゃでんせつ
大里峠の大蛇伝説(おおりとうげのだいじゃでんせつ)は、小国町と新潟県関川村を結ぶ県境の峠(旧米沢街道・十三峠のひとつ)に伝わる物語。峠で琵琶法師が出会った女は大蛇の化身で、正体を明かし口止めするが、法師は村人に知らせて命を落とし、村人たちは鉄の力で大蛇を退治した——という筋が、1653年の大蔵神社縁起書にすでに記されている。山形側では皿を割って淵に身を投げた娘が蛇になるという別系統の語りも伝わる。関川村では羽越水害を機に始まった「大したもん蛇まつり」で、長さ82.8mの大蛇が村を練り、伝説は今も生きている。(出典:関川村観光協会、大蔵神社縁起書1653年)