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▼ひな祭り

ひな祭り/

◎3月3日(木)

今日はひな祭りです。女の子の健康と幸福を祝う行事で、伝来した当初は
不老長寿や邪気を祓う桃の季節と重なり、桃の節句と呼ばれていました。
今日は意外と知らなかったひな祭りの食べ物の由来について調べてみました。

1 ちらし寿司/具材に込められた意味
  エビ/長寿、レンコン/先を見通せる、豆/まめに生きる
  ちらし寿司にたくさんの具材を入れ、「生きているあいだ、食べ物に困らないように」と願いが込められているのだそうです。

2 甘酒(白酒)/言い伝え
  大蛇を宿してしまった女性が白酒を飲んだところ大蛇が生まれずにすんだことかことから、「悪い子がお腹に宿らないように」という意味と、白酒(桃香酒)には「百歳(ももとせ)まで生きれる」長寿の願いがあるそうです。

3 ひし餅/色の意味
  緑/草の芽や大地、白/雪、赤/桃の花を意味し、緑は邪気を祓う厄除けの「よもぎ」、白は繁殖力の高い、子孫繁栄の「ひしの実」、赤は魔除けとされる「クチナシの実」が使われたそうです。

 

4 ひなあられ/風習
  昔は「ひなの国見せ」と呼ばれる、外にひな人形を持ち歩いて見せてあげる風習がありました。外でも食べやすいひなあられが重宝されたようです。また3色あられと4色あられとがあり、それぞれの意味の違いも地域であるようです。

 

5 はまぐりのお吸い物/良縁
  はまぐりの貝殻はピッタリと組合い、一生でひとりの人と添い遂げる「良い相手と結婚できますように」と願って食べられるようになったそうです。
  
ひな祭りの由来を知れば知るほど、親の願いが込められた大切な行事だとわかります。


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