ヤマガタンver9 > 初めてのバレエ公演〜完〜

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▼初めてのバレエ公演〜完〜

ずいぶん間が空いてしまいました。。。

PCの絶不調と、思い出しながら時間をかけて書いていたので、エラーが続出。。。心が折れて今になりました。。。(どうか、投稿されていますように・・・)

 

 

それでは、気を取り直してかいていきましょう!!

 

 

薄暗い舞台に、さっきまでの賑やかな雰囲気をまとったクリスマスツリーがキラキラ輝いている。

その木の下には、パーティーに遊び疲れ、素敵なプレゼントを抱いたままクララが一人眠り落ちている。

 

 

舞台上手から、、、コソコソと影が近づいてくる。

 

まん丸い耳をした、大きないたずらネズミの王様だ。

ネズミの王様は、スヤスヤと気持ち良さそうに眠っているクララを見つける。

いたずらの始まりだ。

 

ゆっくりクララの方に近づこうとした次の瞬間!!

 

下手から先ほどの左目に眼帯をし、マントを身にまとった男が颯爽と登場――。

 

「危ない!!!」と、さけび、クララが持っていたクルミ割り人形に魔法をかけた。

たちまちクルミ割り人形は、勇敢な兵隊に変わり手には剣を持っていた。

クララは目を覚ましクリスマスツリーの後ろへ隠れ、ネズミの王様はたじろぎ後ずさりする。

 

 

ここから、クルミ割り人形とネズミの王様の戦いが始まる。

 

 

 

結果、クルミ割り人形が勝ち、ネズミの王様は一目散に退散し、クララを守ることができた!

隠れていたクララが出てきて、助けてくれたクルミ割り人形にお礼をし、

幕が下りる。

 

 

 

 

 

また、下手からドロッセルマイヤーが登場し、語りだす。

―――クララが、素敵なクリスマスを迎えられるように、もう一つの魔法をかける。―――

 

 

 

袖からクララとクルミ割り人形が手を取り登場する。

そして、幕が上がる。

 

待っていたのは、お花がたくさん咲くきらびやかな世界が広がる。

そこで待っていたのは、各国のお人形がクララを出迎える。

スペイン、中国、アラビア、ロシア・・・そして、センターには金平糖の精―――。

 

金平糖が、みんなで一緒に踊りましょうと、クララにマイムする。

クララが喜び、目を輝かせる中、各国のお人形の踊りが始まる。

 

 

初めは、金平糖の精が、キラキラと夢の世界を創っていく。

スペインが、優雅に―――

アラビアが、しなやかに―――

中国が、可憐に―――

ロシアが、豪快に―――

そして最後は、花の精たちが盛大にフィナーレを彩る。

 

楽しいときは、あっという間で、まだまだこの世界に居たいクララだが、そろそろみんなともお別れの時間になってしまう。

 

花の精が、クララを囲み、現実の世界へといざなっていく。

一人、また一人とお人形がクララの前からいなくなってしまう。

そして、最後にはクルミ割り人形がいなくなり、クララの目がだんだんと霞んでいく。

 

ゆっくり、ゆっくりと、眠りについていく。

舞台に再び幕が下ろされ。ドロッセルマイヤーが現れる。

そして、最後の魔法かける―――。

 

夢の世界から、クララを優しく戻すために。

 

 

 

 

幕があがる。

 

そこには、懐かしも暖かいお家に戻っていた。

キラキラと輝き続けるクリスマスツリーが、優しく見守る中、クララが一人目を覚ます。

その手には、クルミ割り人形が優しくクララを見つめていた。

 

 

 

 

完!!!

 

 

 

一気にかきあげました!!

長丁場、ここまで見ていただきありがとうございます。変に区切るのも気が引けたので書いてしまいました。

 

 

いやー、ここまでつづれるなんて、本当に思い出になった公演なんだなーと、改めて思いました。

 

生徒の感想には、

「クララが本当に楽しそうにしていたのが、すごく伝わってきた!!」

「私もあんな表情で踊れるようになりたい!」

と、楽しさがガシガシ伝わっていたようで、なによりですww

 

まとめになりますが、豪華すぎる2本立て!!

バレエを踊るとは何か、どんな踊りをしたいのか、生徒たちは少し見つけてくれたとおもいます。

ありがとうございました!!!

 

 

と、いうことで長々ときました「初めてのバレエ公演」はこれにて終了となります。

改めまして読んでいただき、誠にありがとうyございました。

 

また何か、企画を見つけてつづっていきたいと思います。

 

 

では、またの機会に!!


2016/04/17 15:53 (C) 葵バレエスタジオ
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