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▼第10回 ひきこもり入門講座 終了しました!

第10回 ひきこもり入門講座 終了しました!/

あけましておめでとうございます!
今年も【クローバーの会@やまがた】をよろしくおねがいします♪

新年 1月7日(水)19時から 山形市総合学習センターにて、ひきこもり入門講座を開催しました。
雪が降って道路もツルツルの中、7名の参加がありました。ありがとうございます!

前半はいつものように自己紹介をかねて講座で持ち帰りたいことを、それぞれお話していただきました。


そこで出たのは、そもそも『居場所』とはどういうものなのか?ということです。
どういう条件が整うと『居場所』になるのか?

・好きなものがある

・好きな人がいる

・存在を受容してくれる

・評価をされない

・詮索されない

・否定されない

など みなさんから出ました。

またそこは どこかの場所を指すのか?空間なのか?時間なのか?

参加者のみなさんと一緒に色々と考えてみました。

そして、「居場所とは多様な価値観と出会える場所であり時間でもあるのではないか」と話題提供をしている滝口克典氏からありました。また「居場所とは 居かたである」ということでした。

それを踏まえた上で、なぜひきこもるか考えてみると、出て行きたくなる居心地のいい居場所のようなものがないからではないか?あってもその情報を知らないからではないか?
とすれば、あちらこちらに居場所があること、情報を伝えることが大切になってくるという話になりました。

 

今の社会は一歩外にでなくなると、周囲のまなざしや規範(〜べき)に苦しみ、ますますに出にくくなるという悪循環になっている(このことを精神科医の斉藤環さんは「ひきこもりシステム」といっている)とのこと。上記のように考えてみると、ひきこもるのは当人に何か問題があるというよりかは、地域社会に出て行く場所がないという環境に問題がありそうだということがわかりました。

 

そこで私たち(第3者)に何ができるのか?

居場所=仕事場でも家でもない第三の場所(サードプレイス)を作ればいい!
なにも形をきちんと作るとか難しいことではなく、好きなことが同じ人が集まってちょっとお茶のみしようよとかそんなところからはじめてみてはどうだろうという提案が滝口氏からありました。

自分から活動することが難しくても、そういった市民活動をしている人たちを応援することからはじめてみてもいいかもしれません。

 

後半のグループでの話し合いは、あるご家族の貴重な経験談をお聞きすることができて、大変勉強になりました。

参加してくださったみなさま、ありがとうございました!

次のブログでは参加者の感想をご紹介いたします。

※今年度の「ひきこもり入門講座」はこれで終了になります。新年度の開催については、決まり次第、こちらのブログにてお知らせいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 


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