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▼「祥の家」 基礎工事

基礎工事には、布基礎とベタ基礎の二つの工法があります。地盤があまり強くない場所では、ベタ基礎が採用されています。ベタ基礎は不同沈下が起きにくくなりますが、コンクリートの量が多く必要になるので、建物の自重が重くなります。
今度の「祥の家」では布基礎を採用しました。コスト面を考えるとコンクリートの量が少なるなるので、有利かなと思ったのですが、実際積算をしてみるとベタ基礎とさほど違いはないようです。
長期優良住宅として工事を進めていくので、基礎工事についても構造計算をしています。(長期優良住宅でない場合は構造計算を省略する事ができます)計算してみると、一般的な木造住宅の(長期優良住宅ではない)基礎より鉄筋の量は若干増えました。ハウスジーメン様による配筋検査では指摘事項もなくスムーズに鉄筋工事は完了しました。
次にベース(基礎の底の部分)のコンクリートを打設しました。冬季間のコンクリート打設なので、強度を補正した生コンを使用しました。コンクリート圧送車で、生コンを打設し、終わったら、全面にシートで覆い、練炭で暖をとりました。練炭を知らない人も多くなってきている現在、このようにして、使用する事も珍しくなってきていると思います。ベースのコンクリートが完成したら、今度は立ち上がり部分のコンクリートを打設しました。コンクリートの強度は長い時間をかけて、上昇していきます。型枠は、所定の強度が出たので脱型し、土を戻して、基礎が出来上がりました。
コンクリートを打設すると不思議に猫が寄ってきます。コンクリート舗装する時など、よく足跡を残していきます。これをなかなかうまく防げません。今回も近所の猫でしょうか、足跡をしっかり残していきました。


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