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▼ドキュメンタリー映画「無音の叫び声」

ドキュメンタリー映画「無音の叫び声」/
今月の5日、長井市民文化会館で「詩の朗読とお話の夕べ」が開かれた。ドキュメント映画・「無音の叫び声」(原村政樹監督)の製作を支援するイベントとして行われた。壇上には農民で詩人の星寛治さんと木村迪夫さんが座った。山形県を代表する二人だ。こんな催しはなかなかない。で、広く告知していなかったにもかかわらず、ほぼ50席の椅子は満席となった。
 会場ではお二人に大きな影響を与えた真壁仁さんの詩三篇、そしてお二人の詩五篇ずつがタオライヤーというドイツの楽器のすてきな音色とともに朗読された。
 このドキュメンタリーの舞台は、小川プロダクションの名作「1000年刻みの日時計」で知られる山形県上山市牧野地区。その村に住む木村迪夫さんが主人公だ。木村さんは、戦争で父親を失い、残された母親と祖母と9歳の迪夫さんと4人の弟妹とで、「泣きながら生きて」きたという。そんな木村迪夫さんを通して戦後農村、農業がたどった道、戦争の反省の上に築かれてきたはずの「今の日本」を浮き彫りにしながら、果たしてこれでよかったのかを問おうとする意欲作だ。
 写真の右端がオレ。二人の話の進行役だった。こんな機会に立ち会えて、オレは面白かったけれど、うまく役目を果たせたか否かは定かではない。写真をみれば大きさだけが目立ち、暑苦しい。
 で、映画の話。原村監督は今まで勤めていた映画製作会社を辞め、退路を断って、この映画作りに没頭している。資金は圧倒的に不足している。市民の寄金が唯一の資金源。ということで、私も資金集めの一員となって働いている。貧者の一灯、みなさんのご協力をお願いしたい。

個人1口1万円、団体1口3万円
<振込先>
口座名義アベヨウコ
ゆうちょ銀行 店名080 店番号858口座1291969
ゆうちょ銀行からの場合は
名義は同じ。
普通 店番858 記号18560 番号12919691

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