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▼大谷風神祭の消防団

大谷風神祭の消防団/
消防団の役割
                         お話 榊 寿太さん


 風神祭そのものは、消防団と連合区と商店会の三仕組で会場設営などにあたったけれど、監督・指導の総指揮としての一番の実力者は昔から消防団だったね。
 風神祭実行委員会の折に、消防団の若者が「なんで消防団が風祭りをさんなねんだ?」と、実行委員長に食ってかかってきたことがあった。確かに普通考えると、お祭りに消防は関係ないもね。
 でも、それはとても関係あったんだ。昔の風祭りは、要所要所にもっとローソクの提灯が多いお祭りだった。子供達の田楽提灯も現在の何倍も多かったし、各道路道路には、屋根の付いた提灯が設置されていた。各区でも、ローソクを数本も入れる扇形の大きな祭り専用の提灯も掲げたしね。風が吹いたりするとローソクは危ないし、時々消えるので、その管理を消防団が責任を持って当たっていた。防火上と、治安維持に大切な役割を担っていたんだ。
 その後、だんだんと電気で安全に明るくなり、ローソクの提灯は少なくなり、ローソクの係も無くなり、消防団とお祭りの関係は、今日的役割として重責を担っているのが分かりづらくなってしまったんだな。
(取材/平成二十六年三月)

榊 寿太(さかき じゅた)氏
大正12年(1923)生まれ。朝日町役場議会事務局長、社会福祉協議会専門員、朝日町商工会事務局長、空気神社奉賛会事務局長等を歴任。

大谷の風神祭
小径第15集『大谷風神祭』

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