▼角と宝珠とタテガミ取り付け2019/05/02 09:01 (C) 獅子宿燻亭7
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前回の逸品の獅子頭を調べてみると、関東は埼玉に類似した三頭獅子踊りの獅子頭がある事がわかった。
やはり被って用いるのだ。逸品獅子の脳天には三つのホゾが有り、角度の付いた二つには角。小さな長方形の
ホゾには、おそらく宝珠などが取り付けられていたと思われるので早速制作してみた。角は螺旋状に作り、色
を塗り宝珠は金箔を貼った。タテガミは穴に栗毛の馬の毛が残っていたので、暗めの馬毛を取り付け、古い獅
子幕を縫製して取り付けた。被るための頭部のカゴは次回の課題だ。
モデルの獅子頭には羽根のミノも有り、
馬やヤクのタテガミと羽根ミノも付けてある、実に手の込んだ仕様で驚かされる。
勧進代や白兎、西高玉の三獅子と似ている、この獅子の流派なるものが解明できるかも知れない。