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●『米坂線の今』椿駅の2  跨線橋からの眺め
 ホームに出ると跨線橋が現れる。田園風景の中では、唐突に思えるような高さである。今年の1月、ここを訪れた時は、胸の高さまで雪が積もっていた。春になって雪が融けた時に、果たしてレールがあるのだろうか、と思ったものだった。  → 雪の中の跨線橋:おらだの会  跨線橋から眺めると、椿駅の大きさがよくわかる。坂町行きの2番ホームには待合室も建っているが、合板で塞がれていた。そしてホームの区間だけが草が生えていないことに気づく。この区間の除草は誰が、どのようにしているのだろうか。  1日何本かは、ここから米坂行の折り返し運転をしていたという。ホームの先には「ようこそ手づくりのまち飯豊/飯豊連峰大日杉登山口/中津川自然休暇村白川ダム」と書かれた大きな看板が立っている。損耗が激しくススキに覆われそうであるが、この駅がまさに町振興の窓口として期待されていたことを象徴しているようだ。 【駅名の面白話】 米坂線の椿駅が開業した当時、五能線にすでに椿駅があったため「羽前椿」と命名された。昭和34年にその駅が八森駅に改称すると、紀勢本線(きのくにせん)の紀伊椿駅が昭和40年に「椿駅」に改称。米坂線の羽前椿駅や長井線の羽前成田駅は「羽前の国」にこだわったのであろうか。

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2025.09.24
(C)おらだの会3

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