▼畔藤熊野神社の下塗り進捗2025/06/30 17:00 (C) 獅子宿燻亭10
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催促して江口漆工房さんから白鷹町畔藤熊野神社の獅子頭の下塗りの工程の写真を
送ってもらった。
照明や写真加工の影響で燻銀のように光輝き美しい。
この輝きは一瞬で、再び研ぎの工程に入り輝きは消える。
上塗りは主に伝統色のウルミ色で唇や内部は本朱、眉や耳、眼は黒・・眼の縁に1mm
幅の細い朱の輪が描かれている。
モデルの獅子に「宮村 高橋小平衛の作 成田村 横山直太郎 塗 」と記名が残っている事
から新調後塗り替えをしていない可能性がある。しかし、後から見ると塗り分けが適当
で驚く。何故この様な仕上げなのかを考えてみると、幕を外す習慣が無く、この部分を
見せない前提で塗られているのではないかと推測できる。この塗り方は飯豊町椿の伊藤
嘉六家の山之神神社の獅子頭と同様で、塗りも成田村の横山直太郎の塗りだろう。
軸棒と握り棒の間隔も同時に握る總宮神社型とは違う間隔で、振り手の頭部に乗せず両手
で延し上げるスタイルの獅子頭である事が分かる。
本年9月の例大祭のお披露目にむけて制作に拍車が掛かるのである。