▼Eftel製乾電池式携帯電話充電器の解析2010/01/30 14:42 (C) JR7CWK'sぶろぐ
▼Eftel製携帯電話充電器>開けてみた![]() カバーを開けてみました。 回路の調査等に撮影したので配線がブチブチ切れてます。 (単線は動かすと簡単に切れますねぇ。) 実は・・・携帯電話側のコネクタに接続されている配線のはんだ付けが1本、最初から外れていました。 どうせ改造のベースなので、そんな事はあまり関係ありませんが・・・ この充電器、やはり俺のところに来る宿命だったみたい。 他社の充電器は、電話側のコネクタが基板に直接接続されており、電線による接続が不要なものが多いようですが、この方法は携帯のタイプにより基板が専用となってしまいます。 この充電器は基板を共通で済ませる為か電線を使用して接続する方法を取っているようですが、そのお陰でこんな状態です。 2010/01/30 14:50:cwk
▼Eftel製携帯電話充電器>基板部品面![]() 基板の部品面です。 中ほどに黒い部品が上下に2つ、基板に寝せた状態で付いています。 写真下が昇圧用のコイル,上が出力平滑用の電解コンデンサ。 基板左側(電池プラス側)にガラス管のダイオードがあり、逆接続防止用のようです。 基板左側(電池マイナス側)の黒いモールドのダイオードが付いており、昇圧用のダイオードのようです。 2010/01/30 14:56:cwk
▼Eftel製携帯電話充電器>基板ハンダ面![]() 基板ハンダ面です。 Q1(SOT-89形の部品)はHT7750A,BL8530またはその同等品と思われるDC-DCコンバータIC。 <'10/03/06追加> Q1の捺印を確認した。「BAP65」とある。 ところが・・・検索して引っかかるのが、 ・NXPのPINダイオード ・あるメーカーの300W出力のDC-DCコンバータ 当然どちらであるはずもなく、未だ正体不明。 <追加おわり> Q2が電池電圧によりLED(緑)点灯を制御する為のトランジスタ。 (R1,R2がベース側,R3がLEDの電流制限抵抗) Fと書かれたところがヒューズ用のパターンと思われますが、実装されていませんでした。 実は基板を見た当初、部品の数が多いのでCENTURY製の「アポロンⅠ」のようにTrの組み合わせかと思いましたが、結果的には上記のようでした。 2010/01/30 15:06:cwk
▼Eftel製携帯電話充電器>出力特性出力特性を確認してみました。
今回は電池電源時の簡易的な測定しか行っていません。 NiMH電池2本での出力電流を測定してみましたが、下記のようにあまり電流は取れないようです。 無負荷時約5V 200mAで4.67Vまで低下 250mAでは3.89Vまで一気に低下 厳密には確認していませんが、おそらくエコプラス製(エービット製)USB充電用電池BOXと同程度と思われます。 2010/01/30 15:12:cwk
▼Eftel製携帯電話充電器>出力特性>再測定(負荷特性)出力特性を再測定しました。 まずは負荷電流-出力電圧特性 エコプラス(エービット)のUSB充電用電池BOXと比べると大電流での電圧低下が大きめです。 測定機材・測定方法 LM-317による可変出力電源を使用 電圧はDC-DC基板入出力端子部にて測定 電流は0.1Ωの電流検出抵抗の電圧を測定 負荷は自作電子負荷(定電流) 2010/03/06 20:53:cwk
▼Eftel製携帯電話充電器>出力特性>再測定(変換効率)2010/03/06 20:56:cwk
▼Eftel製携帯電話充電器>出力特性>再測定(電流特性)2010/03/06 21:00:cwk
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Eftel製の乾電池式携帯電話充電器 ET-T2010WT(au CDMA用)が安売りされているのを見つけ、回路が気になったとの、またまたUSB電源等に改造しようと購入してきた。