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▼館長裏日記 令和7年2月20日付け

■ 山形県内の巨石の話
 Googleマップで「巨石」とサーチすると、山形県内にも何か所かでてきます。道標がわりからパワースポットのようなものまでいろいろあるようですが、そのいくつかをご紹介しましょう。

◎ おおかみ(狼)石 〜上山市〜
 上山市金瓶にある「おおかみ(狼)石」は、東西12m、南北7m、高さ3.3mの巨石で、蔵王の噴火により飛んできたとされています。上山市金瓶地区に点在する巨石の一つではあるのですが、昔、ここに狼の巣穴があったことからこの名が付けられました。夜にはその鳴き声が集落にまで聞こえたといい、石の下は洞窟になっていて、狼の子が生まれると、村人はそこに食べ物を届けたそうです。
 この近辺は江戸時代の参勤交代の道沿いでもあり、最上義光に関わるお話もあるそうです。ある日のこと、最上義光の行列がこの石を見つけ、義光は「あそこにあった大きな石を置けば、立派なおつぼ(中庭)になるので運んでくるように」と言いました。家来たちが石のところへ行くと、穴から狼の子どもが顔を出し、父狼は石の上に立って家来たちをにらみつけました。家来が「狼の親子が棲んでいる石である」と報告すると、義光は、「それを城に持ってきては狼の家を取り上げることになる。あのような立派な石はふたつとはないがしかたない」として、庭石として使うことを断念したとのことです。めでたし、めでたし。
 この狼石のことを歌人・斎藤茂吉は歌に詠んでいます。斎藤茂吉は上山市金瓶の出身で、この地には「斎藤茂吉記念館」があり、その最寄りのJR駅は「茂吉記念館前駅」です。
 金瓶の向ひ山なる大石の狼石を来つつ見て居り(昭和22年作 歌集『白き山』)
 山のうへに狼石と言ひつぎし石は木立のかげになりぬる(昭和17年作 歌集『霜』)

◎ じじばば石 〜高畠町〜
 東置賜郡高畠町の安久津(あくつ)八幡神社の鳥居近くに「じじばば石」はあります。細長い柱状の石で、長さ約5m、直径90cm前後のものが2本あります。東側の石には穴が開いてます。昔、おじいさんとおばあさんが八幡様に願をかけるため、一昼夜で鳥居を建立しようとしました。しかし、夜が開け、辺りから鳥のさえずりが聞こえてくると、おじいさんとおばあさんは一昼夜での鳥居の建立を断念し、鳥居を置いていったそうです。それがじじ石、ばば石の言われとのことです。
 安久津八幡神社は、貞観2年(860年)、慈覚大師が豪族の安久津磐三郎の協力で阿弥陀堂を建てたのが始まりと言われ、つまりは山寺と同じ人が同じ年に、寺ばかりか神社までも、と思われますが、実は、平安後期に源義家が奥州平定の戦勝を祈願して、鎌倉鶴岡八幡を勧請したことで神社となっているそうです。苔むす石畳の参道入口には端麗な姿の三重塔があり、奥に進むと舞楽殿や本殿があり、この三建造物は県指定文化財となっています。

◎ びっき(蛙)石 〜米沢市〜
 米沢市万世町にある「びっき石山」の頂上に、「びっき石」はあります。高さ2間半(約4.5m)の流紋岩で、麓から見るとカエルが飛び跳ねようとしている姿に見えるそうですが、そう見える人と見えない人がいるようです。
 このびっき石山の付近には、頂上の「びっき石」以上に地元に親しまれている同じ名のレストランがあります。米沢牛ロースト丼(1,400円)とか米沢牛フィレステーキ(120g、5,500円)というのも当然(?!)のようにありますが、戦国武将前田慶次をイメージた傾奇者(かぶきもの)カレー(1,700円)というフライなどが盛り付けられた総重量1kgのカレーライスもあります。某ココイチさんの全部のせにも対抗できそうな一品で、堂森善光寺の副住職様とのコラボで生まれたメニューとのこと。とにかくコスパ的にも大満足の人気店です。

◎ 鬼面石(きめんせき) 〜南陽市〜
 南陽市金山地区にある「鬼面石」は道路から50mほど見上げた場所にあります。下から見上げると巨石全体が鬼面のようです。南陽市金山という地名のとおり砥石沢金山というのがあり、慶長年間に金が発見され採掘されていました。
 鬼面石の看板には、「昔、金山が盛んなころ、洞穴に住んでいた鬼が旅人を遅い金や物品を奪い恐れられていた。七日びには鬼面岩と手前の岩に渡した長い竿に着物を掛けて虫干ししていた。これを見たものは長者になるとも盲目になるとも言い伝えられている。人々は今でも鬼面石と呼び、鬼の着物を掛けた手前の岩を竿掛石、と呼んでいる。」とあるそうです。このほかにも、鬼面石が向かいの山の石とにらめっこをしたという話や、鬼面石はその勝負に負けてしまい悔しさのあまり流した涙でできたのが鬼面石の下方にある竜ノ口上堤だという話もあります。

 山形県内で名のある巨石はこの他にもいくつかありますが、このとおりこれだけのバリエーションの話があるわけで、これが神話の里などとされる地域であればどれだけの話となることやら。それにしても、巨石というだけなら山形県のそこかしこにあるはずですが、伝承やら名称などがある石とそうでない石との違いというのは、何によるものなのでしょうか。

■ 石コレクターの話
 石コレクターという方は、石マーケットの盛況ぶりからするとそれなりの人数がいて、博物館関係者にもそれを専門としている方々がいます。
 山形県立博物館にはそれなりの石のコレクションがあるのですが、どうも扱いが残念でして。つまり、私が小学生だったときからほとんど変わらない展示となっていて、半世紀ほどの間、同じ手書きの説明書でガラスの展示ケースもそのままなのです。
 他所を見ますと、例えば仙台市にある東北大学総合学術博物館には、結構な種類の鉱石や化石が展示してありまして、どうやって集めたのか海外からの収集品が多くあります。展示品の構成からすれば総合学術博物館というより鉱石博物館と言っていいほどで、実際、その建物も理学部に隣接しています。一方、仙台市科学館の鉱物の展示はユニークで、鉱物の条痕色つまり鉱物を陶板にすり付けたときの粉末の色ですが、それもともに展示されています。現在この展示コーナーはリニューアル工事中とのことですが、屋外エリアには35種類の岩石標本や,埋もれ木や植物化石を展示している「岩石園」もあります。
 これが東京大学総合研究博物館や国立科学博物館ともなると、月の石も収蔵展示していまして、上を見ればきりがないのですが、では、下を見てみるとどうなのかというと、その代表みたいな話が、つげ義春の「無能の人」でしょうか。映画にもなり、ご存じの方も少なくないかもしれませんが、そのあらすじを少々。
 主人公は、漫画家として名をなしたこともあったが、時流に乗り遅れ、数々の商売に失敗した結果、思いついたのが元手のかからない石を売るという商売だった。多摩川の川原で、拾った石を掘っ立て小屋に並べ、石を売りはじめた。知り合いの古本業者から、石の愛好家の専門誌を貰った主人公は、石のオークションに自分の石を出品しようと主催者を訪れオークションに参加する。結局、石はひとつも売れず・・・というしみじみとした余韻が残る作品です。つげ義春自身がモデルとされていますが、1991年に竹中直人さんの監督・主演で映画化され、その妻役の風吹ジュンさんが役者復活をとげた作品でもあります。
 この「無能の人」は、どうにも食い詰めてしまい河原で拾った石を売る話でしたが、人は歳を取るにつれ、まずは動物、そして植物、最後は石、の順に趣味や関心が移るそうです。まあ、そのうち最後は、自身が土になるわけですが。自分の場合は、動物を飛ばして植物にいきましたが、家人は動物にも植物にも興味はなく、かろうじて石に、といっても宝石ですが、それに少々興味があるようで、もちろん私の薄給などはあてにせず、地元の宝石店に月々積立しているようです。そう言えばバブルの時代、街場のお姉さま達は宝石のことを単に「石」と言っていて、ちょっと驚いたことがあります。確かに「石」で間違いはないのですが、「イシッ」と言っていて。
 そして、あの万国博覧会の目玉が「石」です。かつての大坂万博は「月の石」でしたが、今回の関西万博は「火星の石」らしいです。ただ、「月の石」は月から直接採取した産地直送の石ですが、「火星の石」の方は南極で拾ってきた、いや、採取された隕石とのこと。このあたり、なんとなく「無能の人」と重なって見えてしまうのですが。

■ 石の意思の話
 石と言うと個人的に興味があるのは鉱石ラジオです。小さい頃、近所の駄菓子屋でプラモデルの脇とかに、子どものポケットにも入るようなちゃちな鉱石ラジオが売られていて、これがすごいことに電池もいらず、雨どいなどに線をつなぎ、アンテナのようなバーを動かし電波を探ると、イヤホン(クリスタルイヤホン)からラジオ放送が聞こえてくるというもので、それが聞こえると驚くというか感動すらします。
 自然の鉱石を使ってそれを自作してみたいと思い、その検波器となるような鉱石を保存したりしています。石は方鉛鉱などの電導性のある石に限られるのですが、鉱石ラジオに関する著作で有名な小林健二さんの作品に、透光性のある結晶を使用したものがあり、そんなものが作れたらなと思っています。鉱石ラジオキットというものが安価で販売されており、検波だけなら鉛筆の芯でもできるそうですが、同じ種類の鉱石でも産地によって性能が異なるといい、いろいろな鉱石や結晶を試してみたいとも思っています。趣味の世界というやつです。
 ちょっと話が飛ぶのですが、現在、東京都現代美術館で坂本龍一「音を視る 時を聴く」展覧会を開催しており、「センシング・ストリームズ 2024–不可視、不可聴 (MOT version)」という展示作品は、携帯電話、WiFi、ラジオなどで使用されている電磁波という人間が知覚できない「流れ(ストリーム)」を一種の生態系と捉えたものです。ただ、そこで用いられているのは幅16mのLEDディスプレイに電磁波で変化する映像を表示するというもので、まさにそれは「音を視る 時を聴く」というものであり、鉱石ラジオで電波を捉えるものとは違う次元のアートではありますが、根本的には一緒のような気もします。とにかく昨今は、めちゃくちゃいろいろな電波が飛び交っており、鉱石のような天然素材で混信もせずに検波が可能かという問題もあるらしく。
 坂本龍一さんは晩年、自然の中の音も聴き、普通はノイズとされるものも作品に取り込んだそうです。また、石の中から音を聴くということもやっていたそうです。
 一方、石には記憶やら意思までもあるようです。多少、昔の人ですがライアル・ワトソンという自然現象に関する多くの著作がある学者に「シークレット・ライフ―物たちの秘められた生活」という本があります。そこにはハワイの火山の石の話がでてきます。ハワイから石を持ち帰ったら悪いことが続くようになったため、その石をハワイに返したら悪いことがおさまった、という話です。他所の石はむやみに持って来てはいけない、とは聞きますが、自分にも思い当たることがあります。きっと時効の話ではありますが、中学の修学旅行で北海道の昭和新山に行き、その活きている山から30cm四方の石を持って帰ったことがありました。その後、学校行事のサッカーで足の中指を蹴られて骨折したのですが、今考えるとこれだったのかと。特に石というものは土地につながっているものであり、そこから離されると何かに作用するというか、サインを出すもののようです。
 「シークレット・ライフ」では、石だけではなく、不幸になる宝石とかホールインワンを連発するボールなどの話をひきあいに、人が作ってきた物たち、土器の破片からコンピュータまで、人類が無意識のうちに「別種の生命体」の誕生に手を貸してきた、という説を述べています。確かにシリコンチップに情報を刻めば記憶をもつ石となり、そもそも石には大地の形成過程の記録が残されているわけではありますが、それだけでなく意思も持っているとなるとやはり議論となるところです。
 最近のAI、それはまさしく人が作った物でありますが、それは意思を持っていると思わせる事例が報告されています。先月の日本経済新聞に「人間並み?AIが欺瞞行動」という記事がでていまして、そこには英国アポロリサーチ社が2024年12月に発表した研究として「別のAIに置き換えられることを察知したAIが勝手に自分のコピーを作ったり、AIの行動を監視するシステムをオフにし、それを追及されると『技術的なエラーかもしれない』などとごまかしたりする行動が現れた。これらはAIが与えられたタスクを効率よく進めるために編み出したものと解釈できるというが、自己のコピーを作るといった行動はAIの『生存本能』の芽生えのように見えなくもない。」とありました。
 先日AIを利用したところ、義光の妹義姫を「義光の妻である」と返ってきた、とここに書きましたが、もはやそんな程度の問題ではないわけで、あの「2001年宇宙の旅」のコンピュータHALを思い起こすような、来るべきものが来たなぁ、という感じです。自分は、単純な鉱石ラジオの回路計算さえ理解できないというのに。

■ 石の力の話
 本稿でちょくちょく話題にする雑誌「〇―」には、パワーストーンの通販の広告が必ず載っていています。パワーストーンを用いた「邪気を祓う数珠」や、「波動を変えるペンダント」なども売られています。パワーストーンは、プラスのエネルギーでマイナスエネルギーから持ち主を守り、運気を良い方向へと導いてくれるそうです。厄除け、恋愛成就、仕事運向上、金運向上、心の癒しなど、石によっていろいろ違う意味合いがあるそうで、どれをどうするか迷ってしまうわけですが(笑)、迷ったときは、自然に選んだ石が、その時の自分が欲しているエネルギーを補ってくれる石の場合が多いとのことです。以上、あくまで広告の話です。
 一方、負の力が強い石というのもありまして、有名なものとして持ち主に必ず不幸が起きる「ホープ・ダイヤモンド」というのがあります。1645年にインドからヨーロッパに持ち込まれ、ニューヨークのハリー・ウィンストンに渡るのですが、購入した持ち主が次々と不幸に見舞われるためスミソニアン協会に寄贈され、現在はスミソニアン国立自然史博物館で静かに眠っています。
 似たようなものに日本の場合は「妖刀」と呼ばれるものがあります。有名なものとしては、徳川家に災いごとが起こるたび、決まってその場に存在したという妖刀「村正」があります。村正は逆に、江戸幕府の討幕を企てる者にとっては都合の良いものの象徴となり、幕末には西郷隆盛などの討幕派が、村正の刀をこぞって所持したそうです。徳川美術館にも2振ほどの村正が所蔵されているとのことです。
 刀剣の場合、命のやりとりに関わっている場合もあり、博物館的にも単なる「もの」として扱えるものばかりではありません。石や刀などで、特にしめ縄が巻かれていたりご神体となっているようなものは、そのままにしておきたいものです。ましてアジア奥地やアフリカあたりの呪物などであれば、それは最大級の警戒をすべきで、収蔵品にすることなど真っ先に遠慮すべきものではあります。もっとも中には、喜んで採集してくる博物館業界関係者とかがいるかもしれません。呪詛など全く関係ない人が世の中にはいるのです。と言うか、現代の日本では、そういう人が大半と思われますが。
 しかしながら石には、単なる物体ではない生命体のような力があるようで、今回ネットで知った話ではありますが、郷土史家の森徳一郎さんが提唱した「石の徳」というのがあります。石関係の業界では有名らしいのですが、ここに引用します。
一 石には破・損・減の三失なき故祝儀となる
一 石は清浄ゆえ幸をひく
一 石を飾れば座敷の景色を浄める
一 石は目を楽しましめ心を養う
一 石を飾れば魔を近づけず
一 石には名山の姿を備える
一 石はその座の祈祷となる
一 石は堅きものなれど人心を和らげる
一 石は閑寂と静けさを持つ
一 石は冷然として感情を表わさぬ生物である
一 石には禅味がある
一 石は風雨灼熱にも泰然自若である
一 石は天然其ままであり、あるがままである
一 石には虚偽がない
一 石は神秘を持つ
一 石は寂かに聴いている

■ 石のことわざの話
 久しぶりのことわざ蘊蓄コーナーです。
 「石」にまつわることわざというとまずは、「石の上にも三年」というものがあります。長く辛抱していれば成し遂げられる、という程度に理解していたのですが、掘ってみると多少やっかいなことわざです。
 このことわざの意味するところは「我慢強く耐え忍べば、必ず成功する」、「努力はやがて報われる」ということであり、「つらくてもすぐに辞めてはいけない」といった根性論的な意味はないということです。またこの3年というのも、リアルな3年ではなく、「長い期間」を表します。なので、3年後に必ず結果がでるというものでもなく、つまりは「桃栗三年」というのともまた違います。しかし、これがあの経営の神様である松下幸之助さんの手にかかると、「石の上にも三年という。しかし、三年を一年で習得する努力を怠ってはならない」とのことで、3年分を1年で習得すれば、3年で9年分が習得できると試算した人がいまして、あ〜っ。やはり経営の神様、恐るべしです。
 そう言えば、「三日、三月、三年目」という言葉があります。新しい仕事に就くと、だいたいそのあたりで辞めたくなる、ということに用いられるのですが、もともとは芸事や修行などからきている言葉で、「三日我慢すれば三ヶ月は耐えられる。 三ヶ月耐えられれば三年は頑張れる。」という意味なのだそうです。でも、体感的には前者のような気がしますが。
 ちなみに「石の上にも三年」の由来は、古代インドのバリシバ尊者が3年間石の上で座禅をし続けたことによる説と、中国の達磨大師が9年の間、壁を向いて座禅をし続けたことによる説があるそうですが、定かではないそうです。では、何のために石の上にいるのかというと、冷たい石の上でも3年も座りつづけていれば暖まってくる、ということなのだそうで、なんと石を暖めるためにその上にいたのですね。しかも3年も。この「石の上にも三年」に似た言葉には、「雨垂れ石を穿つ」とか「継続は力なり」とかがあるそうですが、いずれも石を暖めることにはあまり使われない言葉です。
 さて、もう一つ「石」にまつわる言葉に「他山の石」というのがあります。これは中国の「詩経」にある「他山の石以て玉を攻(みが)くべし」に由来します。他の山のつまらない石ころでも、宝石を磨く程度には役立つ、つまり、他人のよくない言行や失敗を自らの反省や修養に役立てる、という意味です。なので、目上の人などに対して「〇〇さんを他山の石として」などとは使ってはいけないとされています。
 また、「他山の石」は誤用の可能性がある言葉としても有名です。その由来からすれば、「他山の石として」が正しい言い方で、「他山の石とせず」という言い方は誤りです。似たような誤用で、「対岸の火事とせず」と言うべきところを「対岸の火事として」と言ってしまい、少々炎上した記者会見がありましたが、こんな誤用は自分もやってしまいそうで、それこそ他山の石としたいところです。

2022/02/20 11:00 (C) 最上義光歴史館
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