ヤマガタンver9 > 立体水路(長井市)

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▼立体水路(長井市)

立体水路(長井市)/

7月12日(土 )伊達な城館ウオーク(ぐるっと長井の館めぐり)に参加してきた、フラワー長井線の時庭駅から南長井駅間を約4時間で歩く館と街巡り・・この長井市は山形県と福島県の県境にそびえる西吾妻山を源流とする最上川が流れ、長井盆地の中央部で置賜野川と合流する、その合流地点の南側に広がる長井の町場は、米沢と庄内地方や出羽三山を結ぶ街道沿いにあり、かつ越後へと向かう街道との結節点でもあったことから、古くから交通の要衝として重視されていました。この長井市は水路や小川が見られる水の街・豊富な水に恵まれてきたと同時に、大洪水などの災害が起こり、水の脅威にもさらされてきており、水への感謝と畏怖を象徴する水の神”黒獅子”も有名である・・立体交差の水路に板塀が残る裏道も風情がありますね・・水路には”バイカモ(梅花藻)”が見れます。湧水河川など、水質の良い水路に自生する水草とのこと、街中の水路で見られのはすごいことです・・生まれ育った川西町上小松殿原地区、小学の低学年までは水草が残る小川が家の前を流れていた・・蛍にイトトンボ、黒トンボ、ヤゴにヒルにいろんな魚が泳いでいた今ではコンクリートのブロック川となったが、ここ長井は小川が残っているのですね・・一枚目写真は2本の水路が上下で交差している、下の水路を流れているのが野呂川、上を横切るよう水路を流れているのが大樋川とのこと。くぼみから水があふれて野呂川に落ち込む。水路が立体的に行き交っていた。立体水路が、いつ、何のために造られたのかは文献がなく、はっきりとしたことは分からないが江戸時代の絵図に存在が確認されている・・


2025/07/14 06:00 (C) Atelier Li-no3
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