SWEETS

山形のスイーツ100選

乃し梅からだだっ子プリンまで。果樹王国×菓子文化のいいとこどり100選。

山形の菓子文化は古い。帝国データバンクの調査では、業歴100年を超える県内の老舗企業のうち菓子小売業は39社で、旅館・清酒に次ぐ第3位。城下町や最上川舟運の船着き場では、お茶とともに甘味を薬のように供する商家が古くからあったとされ、地域ごとの銘品が今に受け継がれています。

銘菓の顔ぶれも多彩です。山形市の「乃し梅」(佐藤屋・1821年〜)、鶴岡の「古鏡」(木村屋・1887年〜)、富貴豆(長榮堂・1886年〜)、尾花沢・大石田のうろこや(1684年〜)、新庄・最上の節句菓子「くじら餅」、酒田の「オランダせんべい」、鶴岡の民芸菓子「からからせんべい」——そして果樹王国ならではの、さくらんぼやだだちゃ豆を使った新しいスイーツたち。

この100選は、ウィキ収録の菓子店・銘菓から選びました。最上地方の甘味は「くじら餅」の文化圏——銘菓の部でどうぞ。名前をタップすると各店・各銘菓のウィキが開きます。

物語のある甘いもの12選

1821年創業・乃し梅

乃し梅本舗 佐藤屋

完熟梅の寒天菓子「乃し梅」の本舗。八代目のチョコ×梅「たまゆら」などネオ和菓子も話題。

山形市

1948年創業・いちご大福

菓遊専心 戸田屋正道

いちご大福と夏の「大きな水ようかん」。ラストアイドル阿部菜々実さんの母方の実家としても話題に。

山形市

1684年創業・16代

うろこや総本店

近江から大石田へ渡った菓子の家系。花笠くぢら餅、クリームと餡の大福「葉山の雪」。

尾花沢市

1887年創業・古鏡

つるおか菓子処 木村屋

銀座木村屋で修業した初代から続く鶴岡の老舗。銘菓「古鏡」は出羽三山の鏡池にちなむ。

鶴岡市

1886年創業・富貴豆

長榮堂

青えんどうをふっくら甘く煮た山形銘菓「富貴豆」。板かりんとうも庶民の味。

山形市

1924年創業・豆菓子

でん六

「でん六豆」の菓子メーカー。2024年に業歴100年の老舗入りした山形の国民的おやつ。

山形市

1662年創業・だだっ子プリン

清川屋

350年の土産店が仕掛けた、だだちゃ豆スイーツの火付け役。

鶴岡市

新庄・最上の節句菓子

くじら餅

旧暦の雛祭りにひな膳へ供える蒸し菓子。江戸時代には朝鮮通信使の接待にも出された由緒を持つ。

新庄市

庄内の米どころ煎餅

オランダせんべい

「おらだ(私たち)のせんべい」が名の由来とされる薄焼き。酒田米菓のFACTORYは見学もできる。

酒田市

鶴岡の民芸菓子

からからせんべい

三角の煎餅を割ると中から小さな民芸玩具。駄菓子文化のまち鶴岡の遊び心。

鶴岡市

1855年創業

老舗西谷

安政の菓子店は和菓子からアップルパイまで。七日町の買い食いの楽しみ。

山形市

1811年創業

杵屋本店

庄内藩御用菓子司の流れをくむ和洋菓子の老舗。銘菓から季節の生菓子まで。

山形市

モデルコース

七日町・甘いものさんぽ

交通:徒歩所要:半日

山形市の中心街は老舗菓子店の密集地帯。歩いて食べて、お土産まで。

  1. 1

    十一屋 七日町本店(1804年〜)

    文化元年創業の老舗でまず銘菓を偵察。

  2. 2

    移動 徒歩 約5分

    乃し梅本舗 佐藤屋(1821年〜)

    乃し梅と八代目のネオ和菓子「たまゆら」。

  3. 3

    移動 徒歩 約3分

    老舗西谷(1855年〜)

    アップルパイを片手にひと休み。

  4. 4

    移動 徒歩 約10分

    菓遊専心 戸田屋正道(1948年〜)

    〆は小姓町のいちご大福。夏なら大水ようかんを。

庄内・銘菓と工場めぐり

交通:車所要:半日

ユネスコ食文化のまち鶴岡から港町酒田へ、甘いもの縦断。

  1. 1

    つるおか菓子処 木村屋

    銘菓「古鏡」と庄内の四季の菓子。

  2. 2

    移動 車 約5分

    清川屋 鶴岡本店

    だだっ子プリンとだだちゃ豆スイーツ。

  3. 3

    移動 車 約40分

    酒田米菓 オランダせんべいFACTORY

    工場見学と焼きたてせんべい。

  4. 4

    移動 車 約10分

    酒田 菓匠 菊池(1884年〜)

    港町の和菓子で締めくくり。

山形のスイーツ100選リスト

ウィキ収録の菓子店・銘菓から100選(銘菓12+店88)。最上地方の甘味はくじら餅文化圏——銘菓の部をご覧ください。営業状況は変わることがあります。

村山(61)

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