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●コマクサ(日光白根山)
6月28日日光白根山へ行ってきた・・高山植物の中で「高山植物の女王」として知られるコマクサ(駒草)・・見てきた・・他の植物が生息できない砂礫地に単独で自生し、美しく可憐なピンクの花を咲かせる孤高の姿は女王の名にふさわしいと思いますね。花季は1〜2ヶ月と長いことも他とは異彩を放っている。可憐な姿とは裏腹に生命力に溢れその根は地中深く・広くまで伸ばしている。痩せた土地で水や栄養分を取るためだけではなく、雪解け水などで砂とともに流されないためでもあるというのです。細かい葉は、空気中の水分を集めるため、そして霧などから水分を集めて根元に補給するのだという。岩手山、八ヶ岳、蓮華岳、大雪山系、秋田駒ヶ岳、蔵王、乗鞍岳などで観られ平成24年に日光白根山に生育しているコマクサのDNA分析結果についての資料を見つけた以下抜粋:日光自然環境事務所では、日光国立公園日光白根山に生育が確認されているコマクサの由来を 明らかにするため、日光白根山の4地点計16株及び尾瀬国立公園燧ヶ岳の5株のコマクサ試料 を採取し、DNA分析を行った。なお、DNA分析作業は、金沢工業大学ゲノム生物工学研究所 堂本光子准教授に依頼した。 最終まとめは以下の通り@ロックガーデンの赤花のコマクサ及びC前白根山の赤花のコマクサは、草津白根山に自生す るコマクサと塩基配列が一致しており、ヒアリング情報の通り、移植したものが繁茂した可能 性があると推測される。@ロックガーデンの桃色花のコマクサ及びB白根山砂礫地の桃色花のコマクサの一部は、蔵王 に自生するコマクサと塩基配列が一致しており、蔵王山由来のコマクサが移植された可能性が あると推測される。A奥白根ガレ場の桃色花のコマクサ及びB白根山砂礫地の桃色花のコマクサの一部は、現段階 で明らかになっている全国の自生地のコマクサとは塩基配列は一致しなかった。なお、この地 点については、園芸種の種子を播種したというヒアリング情報があった。 ・今後の課題としては、特に、自生地の蔵王山のサンプル数の増加と、A奥白根ガレ場及びB白 根山砂礫地の桃色花コマクサの由来検討が挙げられる。
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2025.06.30
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(C)
Atelier Li-no3
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