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●麻野吉男さんの文章から
俺の最も親しい友人であり、熊野の百姓である麻野吉男さんが書き記した文章にこんな一説がある。面白いので紹介したい。
「これからはかかりつけの医者より大切なのは、かかりつけの百姓だ。いざとなった時、米びつを保障してくれる百姓を今から見つけておくことだ。しかし、日ごろ、買い叩いておいていざとなった時、頼ろうというのは虫が良すぎる。国産品をちゃんと評価し、盆暮れには届け物をすること。ちなみにワタクシは、カニとウニが大好物です。
「しょくりょうきき」――ああ、何と甘美で魅惑的な響き。いじめられ続け、傷ついた百姓の心は、ただひたすら、その日を待つのであります。」
いいねぇ。いつか俺もこんな風に書いてみたいものだ。でも、筆力と着想の違いは如何ともしがたいものがあるよ。
「菅野よ、お前の良さはココじゃないから・・」
こんな声が聞こえてきそうだ。
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2025.05.23
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(C)
ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ
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