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●【冬青 小林勇の芸術】出品作品より 〜part6〜
開催中の展覧会「書画にみる文人冬青小林勇」より、出品作品をご紹介します。  ●数珠玉 1961年  墨・彩色・六曲一隻屏風 138.0×66.0p ×6 数珠に使われたり、お手玉に入れたりする「数珠玉」という丸い実をつける植物を描いています。この数珠玉も小林が好んだモチーフです。 この作品は、向かって右の青々とした葉と艶のある実をつける数珠玉が、画面を左に移るにつれ枯れていく様子を描いています。   時の流れや生命、枯れることは老いなのか、人としての成熟なのか…小林勇が描いた作品だからこそ、様々なことを考えさせられます。 制作年は1961年ですが、屏風として完成したのは小林が亡くなる1981年以降の事です。この作品を気に入っていた小林は、晩年に屏風にすることを思い立ちます。しかし、その完成を見ることなく小林は永い眠りにつくのでした…。 出品作品中、一番の大作になりますので、ぜひ作品の前でゆっくりとご鑑賞下さい。   

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2014.10.18
(C)本間美術館ブログ

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