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▼二宮清純氏の講演を聴いて その2

二宮清純氏の講演を聴いて その2/
 その1では、清純氏のプロフィールをメインに紹介させていただいたが、その2では「勝者の思考法」の中で強く印象に残った話を紹介したい。
 今のJリーグを(プロサッカーとして)成功に導いた川渕チェアマンの名言をまず紹介しよう。
 プロサッカーリーグを立ち上げようとしていた時のスポーツ会は、未だ(敢えて)野球人気が絶頂期の頃で、その提案が簡単に通る時代ではなかった。そして、
その組織委員会に川渕さんがいたのである。詳細はわからないが、間違いなく、現在のような知名度や力を持っている方でなかったと推測される。
 その委員会の中では、反対意見が相当数占めていたように思われ、その理由が、「次期尚早」、「前例がない」だったそうだ。そこで、川渕さんの出番である。
「時期尚早?」と考える人は、「100年経っても仕事ができない人」、「前例がない」と考える人は、「200年経ってもアイディアのでない人」と勇気ある発言をしたのだ。
 何事も、ファーストチャレンジはリスクも覚悟もつきもの、「パッション→熱意、情熱」、「ミッション→理念、使命感」、「アクション→行動」があれば成功に導けるものなのだ。・・・・。
 そんな勇気と努力があったからこそ現在のJリーグがあるのだ。
 何事も、我々一般人には、今、目にしている光景でしか理解できないが、そうなるまでの数知れないプロセスがあり、血のにじむような努力があるからこそ一つの結果が生まれてくるのだろう。本来は、その裏側の場面こそが価値ある最大のものなのではないだろうか。
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