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▼茅葺き民家に囲まれた美容室

茅葺き民家に囲まれた美容室/
長井市十日町にお気に入りの珍しい美容室があります。珍しいといっても「ベル」という極普通のお馴染みの美容室ですが、周りの環境が珍しいのです。地元に住む人、長井市民のほとんどの人もそうだと思いますが、こんなに茅葺の民家が五軒も連なって健在だという稀な地域があるという事実を認識している方は少ないのではないでしょうか・・・。家主が仲良く、茅葺の家を残しましょうねって団結している訳でもなく今頃のご時世で残っているなんて!・・実に貴重な集落なのです。しかもお店から椅子に座ってカットしてもらいながら、茅葺の民家を見渡せるなんて滅多に無い理容室だと思いませんか? こんな魅力ある茅葺集落をご紹介いたします。

2007/01/07 15:09 (C) 獅子宿燻亭3

▼お隣1

お隣1/
向かって左は金物屋の鍋屋さんです。こちら何代目か失礼ながら忘れましたが、とにかく何代も続く由緒ある金物屋さんです。店構えの風情も昔ながらに変わらない文化財級の金物屋さんです。今では使い方が解らないような太古の道具も販売しています。以前、何気に真鍮の牛の鼻カンを買った事があります。ショーケースの下にレトロな新品の文化財があるわ、あるわ!
2007/01/07 15:25:獅子宿茅葺視察団長

▼お隣さん2

お隣さん2/
こう見えても寺院、大行院さんです。いわゆるお寺らしからぬ風情。普通の寺とは違った趣の寺院ですが、詳しい由来はわかりません。道から建物に囲まれ目立たない位置にあります。今度詳しく調べてみますね。
2007/01/07 15:27:獅子宿茅葺視察団長

▼お隣3

お隣3/
お迎えのNさん宅茅葺民家です。間口が狭く奥に長く作られた建物で、ほとんど外見は改造されず昔のままの姿に残されています。うまく昔風にフォームして再利用できれば面白い民家だと思います。店舗に改造したり、小粋な料理店なんかにしてもいいですねー。駄菓子屋なんてどうでしょうか?すみません!人ンチを勝手に・・・
2007/01/07 15:29:茅葺民家活性化委員会会長

▼これは

 是非是非是非獅子宿中央支店に! ここなら冬でもオーケーだべさ♪
2007/01/07 20:37:獅子の剛毛

▼お隣さん4

お隣さん4/
鍋屋さん東隣に元氷屋さんの伏見屋があります。やはり奥深い造りで共通した町屋の茅葺き民家の特徴ですね。間口の長さによって課税された為にこうなったと聞いた事があります。家の前に以前スナックだった跡も残り、今だったら茅葺きのスナックなんてあったら通っちゃうのに・・残念ですね。
2007/01/07 22:57:茅葺民家活性化委員会会長

▼お隣さん5

お隣さん5/
ご存知かと思いますが、こちらは長沼孝三彫塑館丸大扇屋。長井市が運営する茅葺き民家の商家編という感じの施設です。ちなみに我が獅子宿は、民間茅葺き養蚕農家編と自負しております。長井市がかろうじてこの施設を維持している事が大変意義のある事と思いますね。この施設の存在が、周辺の茅葺き集落群が残っているという原動力になっているからだと思います。しかし厳しい予算で茅葺き屋根を維持する事は並大抵ではないのです。民間の活力と文化に対する理解が必要です。
2007/01/07 23:15:長井市茅葺き民家再生活性化委員会会長

▼ちょっと離れたお隣さん1

ちょっと離れたお隣さん1/
中央十字路駒屋さんです。こちらも存在自体が文化財です。本町という戦後駅前から発展した商店街において、茅葺きのまま残ったという奇跡!しかもギャラリー十字路にたむろし長井の文化を担ってきた世代のサロン的な存在だったのです。いまや茅葺きの苔も色よく貫禄を見せています。
2007/01/07 23:26:長井市茅葺き民家再生活性化委員会会長

▼隠れ茅葺き民家編

隠れ茅葺き民家編/
屋根に雪が積もって、よく分かりませんね。本町に表の顔は普通のお店ですが奥をよく見ると茅葺きだったりするのが梅津陶器店さん!もともとの店構えはどんなんだったか見たいものです。そういえば大町の元金物屋の丸ホンさんも茅葺きだったかな?今はどうなってしまったのでしょうか?・・・せっかく茅葺き屋根なんだから、その趣を活かす様な店舗デザイン・・もともとの店舗の姿に復元できたら味のある魅力的なお店になるのかと思うのですが・・そしてそんな伝統を感じる魅力的なお店がいっぱいある商店街だったら覗いて見たいものです。
2007/01/07 23:33:長井市茅葺き民家再生活性化委員会会長

▼隠れ茅葺き民家2

隠れ茅葺き民家2/
あら町鈴木時計屋さんです。場所はあら町郵便局、山一醤油屋さんの斜向かえです。こちらも隠れ茅葺き民家系のお店であります。さらに長井高校へ向かって100メーター南進すると、呉服のいちまたさんが最近まで茅葺き屋根でした。残念ながらトタン屋根に変身いたしておりました。そこからすぐの道路沿いに斎藤米穀店さん。昔ながらの姿のまま、堂々と茅葺き屋根を守っています。いちどお邪魔して家の中から道路を眺めてみたいと思っています。その屋内から見る風景は、タイムスリップしたような古き良き時代の風景ではないでしょうかねー。
2007/01/08 09:22:長井市茅葺き民家再生活性化委員会会長

▼斎藤米穀店さんです

斎藤米穀店さんです/
屋根を葺き替えてから・・10年以上も良好なまま補修無しで健在です。葦材を使っていると耳にしました。
2007/01/08 14:44

▼茅葺きスナック

茅葺きスナック/
茅葺き屋根にスナックというアンバランスな感じのする風景ですね。伝統的建築と酒場という組み合わせは、いかにも庶民の生活感を感じさせます。激動の昭和を象徴しているかのようです。
2007/01/08 21:50
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