ヤマガタンver9 > 2006年「ほんきこ。」夕涼み読書会IN獅子宿

　長井市・獅子宿で「ほんきこ。」夕涼み読書会がひっそりとまことしやかに開催されました。
　本日の参加者は新人さんを盛大な拍手で迎え、集まったのは推定人数18名。
　読書会のまたの名をリスニング・ファイター養成講座と言われているように、朗読者15名分の本の話を聞くのは脳内活字漬け状態でございました。
　夕飯はかき氷屋さんでしこたま余ったココナッツミルクを使った夏野菜カレー。
大変おいしゅうございました。
　以下にプログラムを記しておきます。
＜プログラム＞
・八巻　『犬たちへの詫び状』佐藤愛子、『蛙と算術』河野多恵子　
・青木　『イルカ』吉本ばなな（文芸春秋）
・安部　『人生100のリスト』ロバートハリス（講談社）
・井口　「叱る！！」（『暮らしの手帖』より）
・吉川　『猿ぐつわがはずれた日』もたいまさこ（幻冬社）
・今野　『かくれんぼ』（「たくさんのふしぎ」より）（福音館書店）
・荒沢　『熊と向き合う』栗栖浩司（創森社）
・菊地　「エイン博士の最後の飛行」（『愛はさだめ、さだめは死』より）
　　　　　ジェームズ・ディプトリー・ジュニア（ハヤカワSF）
・中澤　『？』（←タイトルわからなかった…。すまぬ）
・松沢　「剃刀」（『鑑賞日本現代文学　志賀直哉』）（角川書店）
・榊　　『声に出して読みたい日本語』斎藤孝（草思社）
・佐藤　『負のデザイン』森本武（JDC）
・安達　『偽りの愛、真実の愛』加藤諦三（PHP）
・片倉　『食品の裏側』安部司（東洋経済新報社）
・千夜　『実りを待つ季節』光野桃（新潮社）

　今野くんが紹介した本は福音館書店の月刊誌・たくさんのふしぎより『かくれんぼ』。
　写真の中に何かが見えてきた…？

『負のデザイン』を紹介する仁くん。
彼なりの解釈を加えながら本を紹介してくれました。
カレーもありがと。

「ほんきこ。」の立ち上げ当初にかわいいイラストを描いてくれていた千夜ちゃん。今、活字ばかり（＝煩悩どろどろばかり）なので彼女のイラストは癒しページとして復活が望まれます。
　千夜ちゃんの本を聞いていたら、むしょうにビワが食べたくなった！

　さんざん読書会が終わったあと、いきなり自己紹介。「なんでここにいるのか？」（笑）。（たまに、私自身もなんでここにいるのかわからなくなります。）
　大抵、ほんきこに関わってくるのは「今度、こういうのあるから来てみない？」という超かる〜いお誘いからです。で、来る人は大変熱心なありがたい読者であります。
　阿部くん、荒沢さん、ユルユルな会ですが、お付き合いくださいませ。