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▼「日本国紀」の天皇論

「日本国紀」の天皇論(著者;百田尚樹、有本香)を読んだので、その抜粋を紹介する。

 平安時代の終わり以降、日本には権力と権威が分かれて存在する。天皇の権威と万世一系は、中国などの易姓革命とは異なる。そして、万世一系こそが守るべき原則だ。

 日本という国名は日が昇るところと言う意味で、神話と結びついた国名だ。歴史上、女系天皇はいない。男系男子である。性染色体(男xy、女xx)のy染色体は神武天皇と同じ染色体を受け継いでいる。古代の人は、本能的にこれを知っていた。

 「民のかまど」の逸話。仁徳天皇が民のかまどから煙が出ていないのを見て、民の苦労

を悟り、三年間の税を免除した。君臨すれども親裁せず。

 教育勅語は人として当たり前の内容である。十七条憲法の第1条は「和を以て貴しとなす」。五箇条の御誓文は、「広く会議を起こし、万機公論に決すべし」。このように、日本は常に話し合いで物事を決めてきた歴史がある。


2022/04/12 10:12 (C) 製造業で働く
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