ヤマガタンver9 > 地名考 小屋場

Powered by samidare

▼地名考 小屋場

地名考 小屋場/

川樋と金山との境にある字小屋場です。

 

明暦3年(1626)12月に米沢藩は北条郷(現南陽市一帯)において大鳥狩を催しました。

南陽市史中巻より引用

「藩主網勝は、22日午後4時頃、中條・平林両奉行以下を供に赤湯御殿に到着した。雪路なので雪舟(そり)に乗ってきたという。

翌23日は明け六ツ(午前6時頃)に御殿を出立、「御小屋場」に向った。御小屋場は「宮内村之内石切場」とある。「御狩場之図」で見ると川樋村と金山村の間あたりらしい。その辺で石を切り出していたのであろう。」

 

コヤがつく地名は荒野の新開地が多いのですが、石切りに鍛冶小屋は必ず附属していますので、そこから名付けられたのでしょうか。

 

字小屋場の近くには砥石沢鉱山(金山地区)があり、字鍛治屋敷もあります。


2022/02/21 10:45 (C) 中川公民館日記
(C) Stepup Communications Co.,LTD. All Rights Reserved Powered by samidare. System:enterpriz [network media]
ページTOPへ戻る