▼聞かせておごやぇ〜 市民のみなさんにインタビュー(16)2020/02/01 15:45 (C) レインボープラン推進協議会
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寄稿:小関 進さん(九野本)
私は数年前に職場を定年退職し、少しばかりの畑作と稲作を継いで、仕事の合間に習得してきた農業で余生を過ごすことにしました。まだ手探りではあるものの、何とか販売できるまでになりました。
田畑を継ぐにあたり気になったのがレインボープランです。私は食品販売の仕事に40数年携わってきましたので、レインボープランのことは知っていたつもりでしたが、「レインボー堆肥は塩分が多い、他の堆肥より劣る」といった世間のうわさを信じていました。
しかし、それは誤解であると聞いて栽培に参加してみることにしました。実際に取り組んでみると、レインボー堆肥は扱いやすく、成分検査等によって安全性が確認されていることもわかりました。栽培を始めて数年が経過しましたが、今まで何の問題もありません。様々な野菜にレインボー堆肥を使っており、特に行者菜の栽培では、私にとって無くてはならない資材です。他の堆肥に比べ成分面で劣る場合も確かにありますが、肥料で補える範囲なので問題とは感じていません。
全国から注目されてきたこの取り組みが、なぜ伸び悩んでいるのか?全国的な農業の担い手不足、手間のかかる野菜づくりなど様々な要因がありますが、一番厄介なのは世間の誤解では、と感じています。もっと多くの市民にレインボープランを正しく知っていただき、取り組みが長井市だけでなく全国に広まることを願っています。
生産者同士の話し合いでは、担い手不足について、生産団地化による効率化と新規就農者の育成を図ってはどうか、などのアイデアも出されます。私は、初期費用が高い園芸用ハウスをレンタルするのも良いと考えます。農地の有効利用のためにも、多面にわたる周囲の理解と行政の導きがもう少し必要ではと感じます。やる気のおこる育成策は地元の農家にも良い刺激になると思いますので、取り組みの拡大を期待します。
(広報ながい 2020年2月1日号 虹の郷発希望行き 掲載)