▼福島県喜多方の新宮熊野神社の獅子2019/06/14 09:14 (C) 獅子宿燻亭7
|
▼100advertising▼ranking
|
(C) Stepup Communications Co.,LTD. All Rights Reserved Powered by samidare. System:enterpriz [network media]
|
▼福島県喜多方の新宮熊野神社の獅子2019/06/14 09:14 (C) 獅子宿燻亭7
|
▼100advertising▼ranking
|
(C) Stepup Communications Co.,LTD. All Rights Reserved Powered by samidare. System:enterpriz [network media]
|
快晴の木曜日・・ふらっと大峠を越え喜多方の喜多方市慶徳町は新宮熊野神社へ訪れた。
以前、偶然訪れ宝物殿の3m程の獅子に座した文殊菩薩と一対の獅子頭を拝見した。
再び訪れたのも一対の獅子頭を改めて会いたくなったからだ。獅子頭は赤と黒で、一対
と言っても時代も作者も異なっているようである。赤い獅子は両軸穴部が欠損し耳も紛
失してしまっている。僅かに破れた幕の端が付いているので、どうしてこんな状態にな
ってしまったのか疑問だ。何処かで見たような厳しい顔付きの黒獅子も顎が破損してい
る。赤い獅子頭は昨年9月に発見した最上義光公ゆかりの獅子頭と類似している印象が
あり、いくつか共通した様式である事に気がついたのである。
まぁ、それは口実で初夏の快晴の余りの爽やかさに、何処かにドライブしたくなった訳
である。神社社務所で入館料を支払い拝殿に向かう。以前訪れた時は、震災後の修繕や
茅葺の屋根の修復作業中だったが、もう屋根には草が生える程だ。長床と呼ばれる独特
な神社様式の拝殿は太い柱だけで中はガランとしている。宮内の熊野大社の証證殿も以
前は、こんな建築だったと聞く。
拝殿前には巨大なイチョウの木が新緑を繁茂させてそそり立っている。来週はもう夏至
である。春蝉が鳴き出した。