▼歪み2019/04/06 09:09 (C) 獅子宿燻亭7
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先日制作を始めた獅子頭であるが、部分的に乾燥に伴う収縮が激しいので驚いている。
右の歯の部分が特に大きく、合わせた下あごの歯が1cm以上ずれてきた。
今でも赤黒く比較的芯に近く、水分も多かったのが原因と思われる。下顎は城田の方で
反対に収縮は少く、反り方も逆の方に向かったのだろう。最初に作った獅子はそんな収
縮も現れていないので、同じ材料でも変化は違うものだ。
一気に仕上げて進めてしまうと歯が合わなくなり、歯の幅を足したり余計な手間が発生
する事があるので注意だ。
最近、獅子頭を落としてしまい顎の軸棒付近を破損してしまう修理が多い。鼻先に丸い
デコボコした打ち傷を残しているので直ぐ分かる。軸棒を塗った事で汗で滑って落とし
てしまう事も原因の一つ。獅子を持ち手の交替がね上手くいかなかったのだろうか。
軸穴の上の部分が割れてしまうのがほとんどで、FRPを被せて補強して仕上げる。
四月に入り間も無く、春祭が始まろうとしている。暖かくなるにつれ、入院中の獅子た
ちもソロソロ気揉めて来た様である。