▼川西町菊田稲荷神社跡へ2018/09/12 09:03 (C) 獅子宿燻亭7
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東大塚の取材の帰り、まだ明るいので菊田の稲荷神社跡を探しに訪れた。
グーグルアースで大体の場所を把握していたが、やはり現地の人に聞くのが早い。
米沢へ向かう街道沿いに、ぶどう直販の店で買い物しながら情報収集した。
年配の店主でも菊田稲荷の裸獅子舞の話は知らなかった。
街道に並行して西側に道があると言うので向かってみると、確かに丘陵地に旧街道風の家並みがあり、直ぐに
菊田公園を発見した。手前に公民館らしい建物があり広場は境内だったのだろう・・菊田公園と刻まれた石碑が
あった。
奥に一段高い敷地があって、周りに杉の元ご神木があり石灯篭や塩ビパイプ製の赤い鳥居が立っている。
石碑は風化が著しく刻銘は解読できない。まさしく菊田の稲荷神社跡である。
今泉稲荷神社に奉納された菊田稲荷の獅子頭の話は書いたので割愛するが、裸の赤褌(ふんどし)姿での
獅子舞を行なったと言う記録のことが頭を過る。
西置賜の獅子舞では、白の「行衣」死装束を着る。
獅子舞を山の修行に見立て「擬死再生」一旦死んで一切の罪穢れを捨て肉体と魂を浄化し、生まれ変わると言
う考え方である。
菊田稲荷で行なっていた裸の褌姿での獅子舞の意味合いとは?
早速ネットで「裸獅子舞」で検索してみると、播州 灘のけんか祭り、祭り屋台「八家の獅子舞」が検索され
た。
力士のように回しを付けて、毛獅子と言われる獅子で獅子舞を行なっている。
是非ご覧戴きたい。