▼二頭荒彫り2018/05/13 08:42 (C) 獅子宿燻亭7
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柳の生木の獅子頭の荒彫りは、生木ならではの進み具合だ。
柔らかいのでサクサクと電動チェーンソーでも歯が入って行く。
柳特有の匂いが辺りに漂っている。
昨日木取りして、型を使って輪郭線を引いていた二頭分を荒彫りした。
毎回、前回失敗した事などが頭に浮かんでくる。
今回の為に一頭荒彫りを練習して臨んでいる。
獅子頭の顔付は特に巾の撮り方で表情が変わってくる。
眉毛の巾が一番長くなるが、今回はめくれた唇の口元の巾を意識して取ってみた。
総宮系の獅子は目の位置が難しい。
目玉を飛び出す為に彫り込んで行くので、その案配が慣れていないと困難である。
イメージを墨でデッサンしながら進めていく。
一作目がある程度進んだので、二作目をチェーンソーで刻んで行く。
今度は一作目を大きな鑿で荒彫りを進める。
二作目も鑿で進め、今度は中部をエンジンチェーンソーでえぐり出す。
乾燥を進める為と、持ち運びが容易になるが、やり過ぎると表から彫り込んで穴が開くので
注意だ。
気がつくと薄暗くなっていた。
集中していたのだろう、腰や手足にかなり疲労を覚えている。
5月の夕暮れは秋と違ってナカナカ暮れない余力に満ちた黄昏である。