▼米沢市小山田の稲荷神社の獅子頭2017/12/24 08:52 (C) 獅子宿燻亭6
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12月23日、大祓のご祈祷の前に獅子頭拝見のお願いをした。
日が射してきたが朝から雨でモヤが立ち込めて散居農村が幻想的に照らされている。
総代の方と近くの一之宮神社で待ち合わせをして、案内してもらう手筈だったが約束前に場所確認
は済んでいた。昨年訪れた時は、お祭りの片付けが終わった時で、拝見出来ずガッカリして帰ったが
、総代はそのことを覚えてくれていた。肩すかしでも無駄足は無いのだ。
小山田の稲荷神社は田圃の真ん中にポツンとあり、ご神木に囲まれ地区の方でないと探すのは難し
い。こういう神社こそ調べ甲斐があるのだ。
実は近くに岩松院という無住の寺があり、その境内にある三宝荒神神社に獅子頭を発見したので
そちらのつもりでいたが、総代の方が同所の稲荷神社の事に軌道がズレてしまった。
丁度こちらも未取材なので大変良かった。
拝殿には、手作り感たっぷりの神輿が安置されていた。中規模な拝殿なので存在感タップリだ。
さらにdiy感たっぷりの獅子頭を拝見した。
なんと頭部はカゴを用いて張り子で仕上げ、二枚の板を口にしたもので蝶番で開閉出来る。
凄い発想力であ。取手は既成の金属製でタテガミは麻の繊維の様だ。
なんとなく一之宮神社の獅子頭をモデルにしたような感じが漂う。
総代方が幼少の頃60年程前に地区の器用な方が神輿と一緒に奉納され、こども会の神輿の獅子回し
に用いられたという。
その後、平成元年に宇津権九郎型の獅子頭が地区の方三名に寄附され現在に至っている。
カゴを用いた獅子頭は珍しい・・・60年前といえば昭和30年代、戦後の高度成長期で子供達も多か
っただろう。子供会の事業も盛んに行なわれ元気だった時代、獅子頭もdiyで作ってしまう程の
勢いだったのだろう。
長老方も不明なものを見つけた。仁王象のある山門に奉納されているようなサイズの巨大な一本歯
の下駄みたいだ。行列の猿田彦が履いたものだろうか?