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▼☆中央地区史跡案内板(39)〜宥日上人 火伏せの井戸

☆中央地区史跡案内板(39)〜宥日上人 火伏せの井戸/
 恵日山常楽院は始め御影堂(みえいどう)と呼ばれ、遍照寺中興開山
宥日上人が隠居(閑居)されたところであった。上人はこの寺で時を過
ごされるうち、77才の正月13日(文政4年)その行方がわからなくなった。
その時この井戸の端に履物が脱ぎそろえられてあったため、さてわと井
戸替えをしてみたが、出てきたものは古い石塔一つだけだったので、こ
の石塔を井戸のほとりに建て置き上人の形見としてあがめまつった。の
ちに御影堂を建立してその仏壇に安置したと伝えられている。
 上人は不思議な霊力を具え、ことに火伏せの霊力が著しかったとされ
るため、ご命日には近郷近在からこの井戸の水を汲みに来る者群をなし
たといい、今もなおお水取りに来る人が跡を絶たないという。

昭和59年度設置。平成17年度修復。




2012/03/15 18:39 (C) 長井市中央地区公民館
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