▼タテガミ22014/10/25 08:06 (C) 獅子宿燻亭3
▼はじめまして先日の西高玉稲荷神社例大祭は、去年の悪天候とは打って変わり好天に恵まれ、素晴らしい例大祭でした。
はじめまして。西高玉出身で現在長井市在住の者です。
素晴らしいお獅子様でした。
2014/10/25 12:07:児玉
▼コメントありがとうございましたはじめまして
お祭り天候に恵まれ何よりでしたね・・・ 横越文珠のお祭りと一緒に行きたかったのですが、来客やら制作やらで今年も行けませんでした 西高玉のおっきい方の獅子頭の作者が浮かび上がってきました!!! 高山文五郎です やはり瑞龍院の彫刻を手がけた彫刻家 これから調査、分析を進めたいと思います 今・・鮎貝の獅子を複製していますが西高玉の獅子も今一度制作していと考えています 偶然ですが今回の獅子頭に鶴岡の民俗芸能とある写真がありますよね この獅子頭が怪しい 西高玉のおっきい獅子頭と似ている・・高山文五郎作ではないかと 2014/10/25 18:40:獅子頭探偵
▼西高玉のお獅子大獅子は高山文五郎さん!? 瑞龍院の彫刻まで手掛けていたとは、それにしても初めて聞いた名前です。今まで大獅子の作者は飯沢市之丞や小さいほうの獅子同様長谷部吉之助だと思っていたので大変興味深く読ませて頂きました
2014/10/25 23:21:西高玉住民
▼私の個人的な感想ですが西高玉の二つのお獅子は同じ神社ですが本当に異なった作りですよね。大きいほうの獅子は平べったい口の形やこの地域にはない恐ろしげな表情などどことなく岩手や宮城などに見られる鹿踊りのような一人立の風流獅子を彷彿とさせます。対して長谷部氏作の獅子は金沢のほうの獅子頭に似ているような感じがします。
2014/10/25 23:28:西高玉住民
▼土曜日のお獅子ブログ見返してみました。
作者不明だったお獅子様、判明ですか。
私がオボゴの頃は、あのお獅子様を土曜日のお獅子と呼んだものでした。長谷部吉之助作のほうは日曜日のお獅子。
オボゴながらに、歯や歯茎の彫りの違いを仲間達と論じ合ったのを思い出します。
今、長井に引っ越す際に西高玉獅子連の方から頂いた獅子二頭(古いお獅子)の額を眺めておりますが、鶴岡のお獅子と土曜日のお獅子、非常によく似てますね。近隣ならともかく、遠く離れた鶴岡。いったいどういうことなのでしょう?お囃子や振りが気になるところです。
2014/10/26 15:31:児玉
▼鶴岡の・・西高玉とそっくりな獅子頭は安丹天満宮の獅子らしいのですが、別の角度の写真を調べています
また・・お時間あれば高山文五郎をネットで検索してみてください 素晴らしい神社仏閣の彫刻を数々残しています 息子や孫や弟子たちも、かなり多いので 記録にはありませんが、西高玉の土曜日獅子の作者の可能性あります 川西町や米沢にも隠れているようです 2014/10/27 08:05:月曜獅子
▼獅子二頭の額西高玉の古いお獅子が二頭同時に写った写真ですよね 獅子連関係者のお宅などで飾られているのを見たことがあります どういういきさつでこの額が作られたんでしょうか
2014/10/27 12:34:西高玉住民
▼この夏東京の兄夫婦とオボゴめらを連れて、瑞龍院行ってまいりました。拝殿(?)の龍の彫り物、仏足石建屋四方のお獅子の彫り物、素晴らしいものでした。子供の頃に遊び場だった場所ですが、神社仏閣は大人になってからのほうが楽しめます。
西高玉住民さん。
詳しくは分からないのです。母に聞いたところ、今年の例大祭で行列責任者を務められた方から頂いた物でした。
おそらく、仲間を集めて発泡スチロールお獅子を作って神社で練習したり、仲間で公民館で太鼓の練習をしたりしていた私にくれたのではないか、と。
だいぶ色が褪せてきたので、昨年復元複写をしたところでした。
2014/10/27 23:31:児玉
▼笛についてそうですね 高山文五郎作の可能性ありの瑞龍院の彫刻を改めて見分してみたくなりました
西高玉の詳しい方々が参加していただくと話が益々深まりますね 西高玉の獅子舞の笛についてですが、勧進代の笛と同じようにメロディの尻尾を ピッピッと音を跳ね上げる独特の特徴がありますね 真似しようとしますが、なかなか難しく悔しい 春頃、角力の金田さんから平成5年頃の佐藤良一さん演奏の獅子笛の音を戴きました 勧進代の笛吹きの金子さんのお母さんの兄ですから叔父さんとか 勧進代には獅子踊もあるので、独特な跳ね上げはその影響でしょうか? なんか凄く古典的で魅力的 勧進代総宮と白兎葉山と西高玉稲荷・・雷神社で伝承されている無形文化財を 後世も同じように伝えていただきたいです 2014/10/28 08:03:ししくりオヤジ
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素材の手強さから途中で放棄しようとしたレプリカ獅子頭もだいぶ仕上がってしまった
フカフカした良く無い部分があり実際には不向きであるが、なかなかお目にかかれない資料
としては充分すぎる位の価値がある
微妙に主観を投入してみた
歯や顎に、西大塚の赤獅子に見られる様な曲線を投入・・・作者が同じ自説に基づくアレンジである
耳の下のタテガミから頭にかけて、反対側までの黒く塗られる部分のアウトラインに浅い彫り
を入れた
この部分は塗り師の裁量にゆだねるところだがしっかり位置づけをしてみた
さてタテガミの話の続き
全国の獅子頭のタテガミはどうなっているのか調べてみる
浅草神社
ご覧下さい・・・ぶっ飛んだでしょう?
古〜い獅子頭には眉や唇の縁に、抜けた毛穴の跡がある獅子頭がありましたが
実際に毛が此の様に植えてある獅子頭は珍しい
色は水色と黄緑・・・脳天には宝珠と角
長い頭と耳の角度は成田や五十川の獅子に似ているような・・・
こちらは熊本の真っ赤と黄色の獅子頭
染色したヤクの毛を使用しているのかと思います
和紙で作ったと思われるタテガミとヤク毛との合わせ技
鶴岡の民俗芸能・・という資料の表紙の獅子頭
白鷹町西高玉の獅子頭と似ているのが気になります
やはりこちらでも白馬の毛と和紙のコンビネーション
金沢のこの獅子には馬の栗毛が植えられています
額に家紋が入り、タテガミの茶色が上品な雰囲気
首都圏で盛んな一人立ちの寿(ことぶき)獅子 背中までタテガミがあり獣感満点
獅子のリアルな仕草を舞いに取り入れています
タテガミはまだまだ様々ありますが・・こちらは岩手のお獅子(権現様)のタテガミは
大幣(おおぬさ・ぬき )で和紙で作った紙垂(しで)御幣を取り付けられています
神主がこれを持ちお祓いをするのはご存知だと思う
獅子舞いには、大幣を振りお祓いする所作が込められているのではないか・・
獅子の前では自然と頭が下がるのを思い出していただきたい
やはり葬式の際に和尚が白い毛の払子(ほっす)で祓う所作も同等
白い毛はヤクの毛でつくられている
ヤクはヒマラヤ、ネパール原産の高山寒冷地に適応した牛科のやたら毛の長い動物
ネパールは仏教の本場 ヤクの尻尾は悪魔払いの意味で玄関先に吊り下げられるらしい
獅子頭のタテガミや鼻髭などには、神聖で特別な意味合いが込められているようだ