▼タテガミの話2014/10/22 18:45 (C) 獅子宿燻亭3
▼はじめまして先日の西高玉の例大祭は、去年の悪天候とは打って変わって好天に恵まれ、最高の例大祭でした。
はじめまして。西高玉出身で現在長井市に在住の者です。いつも更新楽しみにしております。
素晴らしいお獅子様でした。いろいろなお獅子様を見ましたが、やはり私の中では西高玉のお獅子様が一番です。
お囃子に勧進代風の音色が聞こえたり、葉山神社風の太鼓が聞こえたり、お手伝いに来られていたようでした。
さて、一つ教えていただきたいことがあるのです。
最上川東岸、長井黒獅子圏と白鷹赤獅子圏の境目では、赤獅子で龍蛇の舞が奉納されていると聞いたことがあるのですが、ネットでもなかなかヒットしないのです。教えて頂ければ幸いです。
2014/10/25 08:30:児玉
▼鋭い質問ですね長井市と白鷹町の境界の獅子舞文化は地域のくくり方が時代によって違いますね
現在の境は最上川東、東五十川地区の生僧観音と浅立の諏訪神社の獅子舞ですね 現在、生僧観音の獅子舞いは竹田吉四郎作の黒獅子 舞い方は蘊安神社系ですが その前の獅子頭は赤い獅子で高山文五郎作系のダイナミックな獅子頭です 不確定ですが、お隣の諏訪神社や小山沢の獅子も文五郎作ではないかと考えています 獅子の色が赤と黒の真ん中の茶色というのも面白いです 近辺の獅子舞いには角力と獅子幕は波浪模様の長井総宮系の獅子舞の影響があるようです 獅子の舞い方は白鷹も長井も飯豊も川西もきまって白装束 西置賜の獅子舞は出羽三山修験道が根底にあるようです 白鷹は最上川を境にして鮎貝八幡宮系と荒砥系と幾つかの系統があるようで、時代時代によって 揺らぎがあり、混血コラボして発展しているようで大変興味深い特徴が見られます 白鷹の雷(いかずち)神社や西高玉の獅子舞いには黒獅子が現れますしね 最近ぼんやりしているものが、どんどんピントがあってきた様です 情報ありましたら、これからもご協力お願い致します 2014/10/25 20:40
▼黒いお獅子私の知っている限りでは蚕桑は元々全て七五三系の舞で佐野と西高玉のみ蛇頭です 佐野は明治20年代に勧進代から舞を習い蛇頭に改めたそうです。どういうわけか白鷹で蛇頭の地区はどこも勧進代の総宮神社から舞を伝授されたと伝わっています。西高玉には勧進代の獅子舞の師匠が獅子頭を寄贈したと郷土史の文献にあります。大獅子が明治22年、長谷部獅子が明治25年奉納でしたよね。あと一つ頭に宝珠がついた長井風の獅子頭があり現在練習用に使っています。幕穴もあり実際に祭りで使うことを想定して作られたようです。 これのことかな
2014/10/26 20:38:西高玉住民
▼赤獅子蛇頭赤獅子で蛇頭なら浅立の諏訪神社、広野のお観音様などがそれに当たるんじゃないでしょうか。特に諏訪神社の拝殿からの出御、道中県道へ出る時など見返りは西高玉にも近いものがあります。
2014/10/26 20:45:西高玉住民
▼振り返る仕草ですねちょっと立ち止まって振り返る仕草良いですね〜
公民館でお休みする時、草鞋を履いたまま膝をついて室内に入り接待してくれる おばチャン方に歯打をしたシーンを思い出します あんなトドサイ(神々しい)獅子舞は滅多に見れませんね また金田さん宅のお休み処から出る時も勢い良く縁側に足をかけ、威嚇する様な荒々しい様には 驚きました 神々しく慈愛に満ちた獅子と猛々しく荒々しい姿の変貌ぶりは見事でした・・・ 2014/10/27 08:17
▼ふむふむ渋谷さん、画像入りで非常に詳しくありがとうございました。来年、例大祭の日調べて行ってみるっきゃないですね。
他の方のコメも面白く読ませていただきました。
またシャエッコしにまいります。
2014/10/27 12:29:児玉
|
▼100advertising▼ranking
|
(C) Stepup Communications Co.,LTD. All Rights Reserved Powered by samidare. System:enterpriz [network media]
|
寒くなってきた
仕事するに丁度良い気温の季節になってきた
ところが昼から娘の引っ越し運搬にかり出され山形市に
・・空身のボッコレ軽トラは348の山道も快調快調
娘のアパートはなんと4階・・重たい荷物を持って下って上って
うっすら汗ばんで、けっこう良い運動量だった・・・今夜は爆睡だろう
戻って気になるレプリカのレプリカの制作
赤のラインがライオンっぽく気に入っている
レプリカのレプリカで所有は自分になるので、大いに主観を注ぎたいと考えている
さて獅子のタテガミいろいろを見る為に、全国あちこち見て回った
・・・といっても旅した訳じゃぁない
ネットで全国の獅子頭画像を検索してみた
地元長井市内で一番毛深い獅子頭は成田と五十川だろう
頭の後ろから眉毛ラインまでビッチリ、惜しむ事なく百本以上のヤクの毛植毛されている
長井の総宮系も顔が見えない程の神秘的な表情を醸す白毛で覆われている
暗い闇夜でも視覚的効果は抜群だ
女性ファンもこの白いタテガミで女心の母性をクスグルのではないかと密かに考えている
見返しという、歌舞伎の見栄の様な所作の際や、大きく口を開け振りかぶる歯打ちの際も
長いタテガミは一瞬猛々しい表情を演出するのだ
ここで一休み
気になるボクシングの対戦がある事を思い出した
白鷹町の獅子頭は、耳の下に巻き毛を彫り込んで黒漆でタテガミを描く
さらに脳天に穴を開け金のタマネギ状の宝珠や皿状の円盤状が付いた棒を毛の束と一緒に差し
込む 毛が足りない場合は穴の周りに植える場合も有る
白鷹の赤獅子の舞いは上下の動きが主なので、上下の度に毛がフワリフワリとなびくのが
美しいとされている