▼おっ! ひょっとして2014/10/05 19:12 (C) 獅子宿燻亭3
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百聞は一彫りに如かず・・・コレは勝手に作った格言
只今、白鷹町荒砥の八乙女八幡の獅子頭をお借りしています
八乙女八幡の獅子舞を伝授された経緯から、貝生の新しい獅子頭にこちらの獅子頭を
モデルにとお借りした訳です・・・制作するにつれ おっ!? これは? という彫り癖
が目にとまり始めました
残念ながら年月日作者等の記名は数度の塗り替えで塗りつぶされて物的証拠はありません
あくまでも推測・・印象ですので悪しからず
長谷部吉四郎作の可能性有り
まず獅子頭の茶系の色
撮影するとけっこう赤く見えるのですが、肉眼ではかなり茶系
塗り替えしていますが、忠実に再現しているとすれば特定の獅子頭に塗られている色
長谷部氏が好んで使用した色なのかもしれませんね
レプリカ制作済みの小山沢七星(シジョウ)神社の獅子の色も同様
歯のギザギザと平らな前歯の組み合わせや鼻の形・・軸穴の形等、デザインにかなり似通った
部分にも多く共通した形が見られます
白鷹町西高玉の長谷部氏作の獅子頭の複雑に巻いた眉毛や鼻筋のシワ
こちら西高玉長谷部氏作の獅子頭
こちら八乙女八幡の獅子頭
持ち手の独創的な作り等、長谷部氏であればこその彫り癖が潜んでいると見ました
特に口を開いた時に下顎の端が上部の頭に当る部分の納め方には驚きます
記名の大事さを、これから訴えなければと考えました
赤外線カメラで撮影してみたいですね・・・