▼山背雲がかかる奥羽山脈。2013/06/03 06:35 (C) やまがたでの日々の暮らし・自然・風景
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6/2(日)はお天気も季節も良いせいか、私用で忙しく過ごしてしまった。
先ずは、週末恒例の犬っ子達との山駆け散歩である。
早朝4時に家を出て、車で20分程のいつもの裏山へ。
今の時期は、「蕨谷」と勝手に呼んでいる標高750m程のところにある
緩いU字谷に、山菜のワラビが出るので、行ってみた。
もちろん、ワラビはもちろんのこと、名残りのタラノメ、ウド、
アイコ、ホンナ(ヨブスマソウ)等を採って来た。
山菜の私の師匠は、実は、カミさんなのである。
拠って、今回もカミさんも同行しているのである。
っというか、カミさんの後を追って山菜採りをしているのが、
不肖:shidareo2なのである。
もちろん、訳あってそういう結果に相成っている・・・。
とは言え、ま、そう大したハナシでもないのであるが、
それはそれとして、また別の機会にでも。。。
さて、山菜採りも飽きたし、犬っ子達を回収して車に乗せて、
帰路の林道を調子良く降りて来ると、
右の谷側の視野の端っこに真っ黒な何かが映った。
それが、大きなクマであると脳みそが認識するまで一瞬のタイムラグ。
次の瞬間、ブレーキを踏みながら「クマ・熊・くま・クマ・熊・くま・・・」。
助手席のカミさんはじめ、犬っ子達もクマに気付き、
特に犬っ子達はすぐにアドレナリン全開状態。 車の中は唖然・騒然。。。。
肝心のクマさんは、真っ黒な巨体を大きく揺らしながら
右側の谷から出て来て、私のジムニーの眼の前を横切り、
大急ぎで左側の山に分け入り、間もなく草木で姿が見えなくなりました。
(後で推察するに、100kg超え程か???)
ま、お肉になったクマさんしか見た事がないカミさんなので、
今回は、なんだか、カミさんにとっては大きなサプライズモノでした。
・・・・・・・・・・・・・
裏日本のやまがたは、お天気が良く本当に初夏の気分でしたが、
奥羽山脈には山背雲がかかっており、表日本の仙台の最高気温は15℃だったとの事。
山背は、単なる気象の事でもあるのだが、その風土気候がもたらす生活文化とか
習慣とか、その土地に住むの人達の気質みたなものが育まれるものでもある。
熊谷達也著「山背郷(ヤマセゴウ)」は、その辺をしっかり突いているので、お薦めである。