ヤマガタンver9 > 蔓延るカラスノエンドウの紫色

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▼蔓延るカラスノエンドウの紫色

蔓延るカラスノエンドウの紫色/
薄曇りのせいか?、蔓延るカラスノエンドウの紫色の花が、目に付いた。
田んぼ脇なのだが、ここは何故か除草剤が撒かれてないので、元気である。

確かに、人手不足とかコストに合わないなどの理由で、田んぼ脇とかクロとかの草取りは
除草剤任せとならざるを得ないのだろうが、この時期の田んぼ周辺の景観は、あまりに酷い。
自然に枯れたのであるなら、枯れた成りの色合いとか香りが心地良いのであるが、
除草剤で枯らされた草木の色は、なんとも薄汚れた色であり、その臭いも、
薬の残留臭も相まってか?鼻を突く様に臭い。

司馬遼太郎翁が見たら、何と評しただろうか?

こんな事を書くと、農家さんに怒られてしまうだろうし、消費者の勝手な虚言とされるだろうけど、
そういう意味じゃなくって、こんな稲作にしてしまった「自分たち含めたこの国のカタチ」を嘆き、
同時に、無力さを噛みしめているのである。

ニセアカシア(ハリエンジュ)は、今が盛りである。

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