▼今年も、あの鉛色の空がやってきた。2012/11/08 07:05 (C) やまがたでの日々の暮らし・自然・風景
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犬っ子達との朝散歩も、雨合羽を着て、ゴム長を履いて。。。
見上げると、今年も、あの鉛色の空が広がっていた。
晩秋初冬の、あの、鉛色の空である。
東風だったり、南風だったり、生温かったり、
冷たかったり・・・・で、風がぐるぐる巻いているという感じだ。
平地では雨だが、標高1500m以上とかは霙や湿雪だろう。
勘違いかも知れないが、
こんな、鉛色の空から覆われたあげく、風に巻かれたりすると、
映画「ショコラ」の主人公が持つ「北風と共に旅立ちたくなる」という様な・・・・、
上手く言えないけど・・・・息苦しさというか、焦燥感というか、脅迫観というか、
失踪観というか・・・・みたいな感覚が、なんか少し分かる様な気がするぅ。
この・・・東北の裏日本の、晩秋・初冬のこの鉛色の空は、それだけ重いのだ。
そんな時は、とりあえずしっかり深呼吸でもして、
小春日和の事や、葉が落ちて雪降って明るくなった森や、
晴れた雪山(←天国!)の事を想ったり、
やっと少し話し始めたメンごぃ孫っ子の事や、
気の置けない仲間との談笑の事を想ったり、
また、映画「ショコラ」の事などを想ったりするしかないナ。
ちと大袈裟だけど、これまた当地での、
自分の人生の一部って事で、良しとしておこう。
天気予報では、今日は、カミナリとか竜巻注意報が出ている様である。
P.S.
カミさんが傍らに来て、「このカミナリは”雪おこし”だ。」と言っている。
(雪おこし・・・・ユキオコシ?、雪興し?、雪起こし?・・・)