▼釣りデビュー2012/06/16 17:04 (C) 山の仙人になりてーなぁ〜
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雨の一日。
妙に身体が重く眠い。
雨なのでのんびり昼寝でも、と思うのだが、学校休みのうるさいガキどもがいるので寝ていられない。
ん〜〜〜
眠いのだが、雨の中、チビ助の本格的渓流フライデビューをさせようかと、車に乗っけて山の中へ向かった。
人里離れた山の中。
何度もクマと出会っている場所である。
今日は、ホイッスルを持たせ、俺も持って、時々吹きながら釣りをするのである。
現場到着後も、結構な雨である。
合羽など着ない。
普通の長靴でチャッチャと歩く。
眠くて、集中力が出ない。おまけに毛バリが見えない。
チビ助は、川の中でアシカかセイウチかアザラシのような事をして遊んでいる。
なかなかワイルドでよろしい。
この暖かくもない中、かなりワイルドに育ってチチは嬉しいぞ。
などと思っていると、どうも様子がおかしい。
・・・・・・・流れている???
・・・・というか、長靴が滑ってまともに歩けない。
流れの中を這って歩いてついてくる。
黒いトレーニングウェアが黒光りして、アシカが川の中を這っているようだ。
(カメラが濡れるので写真は撮らなかった)
暫くかまわず釣りを続け上流に登るのだが、眠くて集中できず釣れない。
チビ助は、もはやびしょ濡れで、悲壮感漂う顔は我慢してはいるが泣きそうだ。
「寒いか?」
「かなり寒い」
川の中がツルツルでまともに歩けないチビ助の手を引っ張り歩く。
手は冷たくなっていた。
車に戻り、ヒーターを入れて家に向かう。
「さっぱりダメだったなぁ、俺が坊主なんて数年に1度の事なんだぞ、バラの花が咲くと毛バリで釣れにくくなるんだ。覚えておけよ」
「また来るか」
「うん、今度は滑らない靴で、腰まである長靴買ってこなきゃぁ駄目だなぁ」
一丁前の口を聴く。
子供用のウェーダーかウェーディングシューズ、売ってるかな??
Amazonで調べてみよう。
俺は、小学校2年生の時、1人で毎日川へ出かけ、何日もかけて初めて毛バリで魚を釣った。
チビ助も2年生だ。
思っている以上に、たぶん中身と言うか、考えて居る事は大人の部分もあるのだと思う。
俺もそうだったしなぁ。
だから、これからは、もう少し大人扱いをしてやろうかと思う。
今年の秋には、クマ撃ちに連れて行こうかと思う。
そう言う育て方をするのが夢だった。
それにしても眠い。