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▼【米沢の史跡】 上田長尾家の菩提寺 龍言寺

上杉景勝公(長尾顕景)、直江兼続公(樋口与六)の生誕の地である越後国上田庄坂戸(新潟県南魚沼市)は上田長尾家が治めていた土地でした。その城下に上田長尾家の菩提寺としてあったのが「龍言寺」(りゅうごんじ)です。

上杉景勝公の父である長尾政景公が事件に巻き込まれ亡くなると、上杉景勝公と母である仙洞院様(上杉謙信公の実姉綾姫)は春日山城主の上杉謙信公に引き取られます。これにより上田長尾家は事実上断絶となり上田庄は上杉謙信公の支配となりました。

上杉謙信公の死後、上杉家の家督を継いだ上杉景勝公は、会津、米沢と移る際も「龍言寺」を共に移し、特に米沢に入部された時は、米沢城本丸の「上杉謙信公祠堂」に次いで「龍言寺」の建設を急ぐよう直江兼続公に命じています。

上杉景勝公の守護を受け米沢の地にいち早く再建された「龍言寺」。






天文十一年の文字が見えます。(長尾政景公と仙洞院様が結婚された頃)


新潟県南魚沼市の「龍言寺跡」に建つ石柱。

新潟県南魚沼市の龍言寺跡の地図

※「龍言寺」様は拝観を行っておられません。
上田長尾家の菩提寺 龍言寺の地図



上杉時代館の「直江兼続公」講座(本館)
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