ヤマガタンver9 > ブドウ無種化ジベレリン

ぶどう、デラウェアを種無しブドウにするためのジベレリン処理が始まった。

成功するための適期があり、その適期は1〜2日以内と短い。

この間に、それなりの面積の処理をこなすのは、これまたなかなか難儀というか、骨の折れる仕事なのである。

コップにジベレリンの液体を入れて、一房づつ浸漬していく訳である。
初めて、この処理方法を聞いた時は冗談かと思ったのだが、野球場程の広さのブドウ園のブドウの房、一房づつをコップに浸すなど・・・・・

朝早くから、日が暮れるまで、時間に追われながらの作業である。

今迄、幾人か「だまくらかし」て、作業を手伝ってもらったのだが、
もう二度としたくない・・・・という感想をほぼすべての人が申し述べるのが楽しいのである。

まあ、それ程過酷な作業って言えば言えなくもない(笑)

で、まあ、そんな作業をしなくちゃなら無い訳で、
処理の有無の区別の為の食紅で、手やら顔やらシャツなんか真っ赤にして歩く訳である。

そして、夕餉の晩酌を済ませた吾輩は、これを書きながら失神寸前の体調と相成る訳であって・・・・・・


であるからして、もはや寝る事のみが最大の楽しみであり、欲求となっているのである。


農家とは・・・こんなもんであるが・・・

疲れた・・・眠い・・・・・

・・・・・・・・((+_+))

今年も、もうそんな季節なんですね。

「農繁期　茶飲み誘うは　罪つくり」・・・だし、
だまくらされてみても、これまたいいんですが、
ま、そん時の「ぶどうの状態」と、
「お空」や「世の中」のお天気次第って事で。

は〜ぃ。

そんな季節ですね、
遅れていた季節と思いきや、季節は均衡を保つ。

茶でも飲みに来てくださいな。
明日一日で、ジベも終わりそうです。
鴨を放つためのネット張が待ち構えていますが、赤湯地区のライフルスラッグ予選もあったりして、かなりキュウキュウですが・・・

のんびり飲みながら、時世を語りたいものです。