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▼雨上がりの朝 午前4時半

雨上がりの朝 午前4時半/
田植えが終わったので、米&ブドウ農家である我が家においての、2つ目のピークが過ぎた。

1回目の仕事のピークはブドウ園のナイロン張。

そして、田植え。
正味3日間。
お昼休みも程々に、朝早くから真っ暗になるまで稼ぐ。



これから、間もなくブドウのジベレリンの作業も入る。
これが3つ目のピーク。

間を置かず、田んぼに入れる鴨の準備、180アールの田んぼにネットを張り、キツネ除け電気牧柵を設置する。
これが4つ目である。

2回目のジベレリン処理までは、ブドウの管理作業などで休む暇もないのだ。


気候の遅れで、数日分、ジベ(ジベレリン)作業が遅れているだけ、田植え作業を前倒しして、仕事がぶつかるのを回避しているのだが、昨年までは10アール多かったブドウ園があったので、田植え途中にジベレリン作業が入ったりと、これまた目も廻る程の忙しさだった。

10アールのブドウ園が減ったところで忙しさは変わらない。
一つ一つの作業が手まめになり、仕事量も変わらない訳で、減ったから暇が出来ると言う訳ではないのである。

が、収入はしっかり減る訳で、困るのであるが。


さて、今年の苗は例年になく順調だった。
ネズミやモグラの攻撃も受けなかった。
ハウスの際側の苗が、寒さの為に小さいと言う現象も少なかった。
霜も降らなかった。
いい色で、程よく、立派に育った。

まったく珍しい。

均一な苗だと、植えていて楽しいし、トラブルもなくバンバン植えられるのである。

レディーカカーは、苗を俺に手渡し、植え終わった箱を整理する。



少農薬や、無農薬栽培のみで米つくりをしている。
そのせいか、タニシが確実に増えている。

もっとも、無農薬の田んぼには鴨を放すので、そっちの田んぼにはタニシが見えない。鴨が食べてしまうのだろうか。


少農薬の方の田では、そろそろ拾って食べられるほど増えているだろうか。


さて、5時にセットされた炊飯器が炊き上がった。
朝ごはんを掻き込み、バイクで田んぼの水をチェックに行かなきゃならん。

田植え機を洗い、整備して来年に備えなきゃならん。

ブドウ園のジベはどうだろう・・・・・

葉っぱに虫はついてないだろうか・・・・・

なんだかんだ・・・・・・・

と、1日は過ぎていくのである。
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