ヤマガタンver9 > 山火事

悩み多い吾輩であるが、
気分転換に、激しく忙しい仕事に無理やり合間を設け、山に出向く訳である。


今朝は２時半に、神経衰弱で目が覚めてしまい、そのまま４時半まで布団の中で毛布を擦っていたのだが、時間を迎え、ブドウ園のナイロン張りをする訳である。

朝飯は午前９時。

苗代に水を与え、あすのナイロン張の為の準備や、ブドウ園整備を行いお昼になる。

朦朧としながらご飯を掻き込み、目をあいたままなのかどうかは分からんのだが、
確かにヨダレを垂らしながら、カーペットの跡を顔に刻んでいた。


隣組の回覧で目を覚ましたのだが、レディーカカァがいない。

あ〜、小学校の授業参観とPTA総会・・・・・・
行く予定であったのだが・・・・・失神に近い状態で、カカァーに任せてしまった。

仲間が、焚き物の楢の木を持って来てくれて、ついでに歓談。

苗代にスプリンクラーを設置して、明日のナイロン張の準備。

が、明日は早朝から田んぼの掘りあげ。

それ以上に早く、ナイロン張に掛からなきゃならん。

おまけに５月３日までのクマの生息調査も佳境を迎えるが、なかかな地区実績がつくれない。



１時間でも山を歩こうと、山に出向く。

一応、色々悩みや問題を抱えた身であるが、ほんの気分転換に・・・・・
などと思い、登山案内５０分を１５分のペースで歩き、クマポイントへ・・・・・

で、なんだかきな臭い。

これじゃクマは獲れませんわ。

何が起こったのか・・・・・

午後５時過ぎである。

山火事・・・・・！！？？？

？？？？？みたいなんだけど。

無縁と携帯ででレディーカカーに連絡。
消防に連絡。
現場に行って見る。


やっぱり燃えてる・・・・・・
で、消す努力をする訳だ・・・・・・

で、２５０アール程の炎を一人で消しちゃった。

重い鉄砲と双眼鏡と・・・何やらを背負ったままの行為である。



誰だ、こういうところに火を点けちゃう奴は・・・・・・
煙草だろうが・・・・・
許せんのである。
こういう事をしでかす愚か者は、山へ来るな。
川へ行くな、海にも行くな！！！！

アホバカめ・・・・・


消防署が来たころには、鎮火済みなのだが、
完全に鎮火ではない。そちこちくすぶっている。
地元消防団が数十人。スコップとジェットシューターで完全に消火。


俺は、事情聴取や検証のため最後まで帰れないらしい。


そんで、最後まで付き合う訳だ。


真っ暗の山道。
来た道を引き返す消防も消防団もおまわりさんも、来た道と違う道を歩かねばならない吾輩が案内しないと帰れない！！？？みたいな状況。

ちょっとした出猟にも、マルチバンド受令機付のアマ無線機。
カメラ、ヘットランプ。ナイフは欠かさない。

それで、平気で真っ暗闇を家まで帰れるが、出動した消防署は流石であるが、消防団は・・・・・何も持ってない。
足元が見えない訳で・・・・・
オラ知らん(・・;)

午後８時近い帰宅。


呑まず食わずの大汗かき。

帰宅後のスーパードライの黒い奴が旨い。


現場から、レディーカカァに、無縁で所望したものだ。


顛末の一部始終がカメラに収められているのだが、アップの余力がない。

なので、今回は文章のみなのである。

次回、写真付き、詳しい説明をしたいと思うのだが、

今日は寝る。

疲れた・・・・・・・


弱り目に祟り目と言う訳でもなかろうが・・・・・

まあ、話題が絶えなくて、何という楽しくも充実しすぎなkuma仙人人生であろうかと・・・・失神しそうなくらいなのだが、何とかキーボードを叩いている状況なのである。


いまから３分後に、布団の上で失神するのである。

・・・・・・・つづく・・・・