▼病み上がり??に山へ出向く2011/12/07 21:02 (C) 山の仙人になりてーなぁ〜
▼(笑)治んない!きっと…熊と山で
調子悪いの忘れちゃうんだ(笑) 本日は、お世話様でございまする〜 m(_ _)m 唐突に行動する私麦と 仙人熊殿だもの(笑) 行動が噛み合うはずもなく…当然すれ違う(爆笑) 熊…家内中から催促され さっそくいただいたのだ サッと焼いただけに ミルで粗びきにした黒胡椒と岩塩を 自家製バケットにのせ食ったのだ 旨い! ひたすらに旨い! 鹿は、解凍中 香草をスリ込み、米沢在住のイタリア人シェフ直伝の ちょっくら秘密の処理(笑)をして 柔らかいローストビーフに仕上げる嵐閧ネのだ あ、黒豆は、汁を薄めて飲むと 喉に良いらしいよ レディーカカァ殿に渡してあるで 味を調整して食ってくんろ はじいたばっかの黒豆を急ごしらえで煮たから 日保ちはしないのだ 本日は、上和田に向かって ごちそうさまでした!な麦家(笑) 2011/12/07 22:23:麦チョコ
▼出会いへの感覚と筋の良さ和田! たくさんいますねぇ〜!
っというより、出会いへの感覚と筋の良さですね。 いつかお手伝い(・・・いや・・・足引っ張り?!)に 参上したい気も致します。。。 ところで、先日はお肉ありがとうございました。 さすが銃猟の秋グマで、その処理も適切×迅速で、 かなり良かったでした! いずれ獲るのであれば、この様なちゃんとした遇し方が出来る、 それなりに選ばれた猟師に獲ってほしいですね。 それでは! 2011/12/08 07:26:shidareo
▼麦チョコさま昨日はどうもね〜。
いろいろ頂いてありがとうさまでした。 今日は久しぶりにノンビリで、ボ〜ッとしてますよ(笑) 2011/12/08 16:05:KUMA仙人
▼shidareoあにさま沢山いるというのか、何と言うか・・・。
是非鉄砲もっての山歩き楽しみましょうよ。 肉の処理は、最近気を使ってます。 せっかくの貴重なものですからね。 以前の伝統を曲げてしまうような処理?なのかもしれないけれど、美味しさや、貴重さ、そしてクマそのものとそれを抱く自然を感じ、大切に思ってくれる人が増えればと、頑張っています。 まあ、ちょっと離れたところでは、俺たちがクマを獲りすぎている(猟師以外)という苦情?みたいなのも聞こえてきますが、しっかりと適正数量(それさえ根拠がないけれど)を見極めて、未来につなげたいと思っているんだけどね〜。 まったく山になんて行った事もない、状況も分からず、ましてクマなど見た事もない人からそんな議論を持ちかけられたら、どうしましょ・・・ 無差別の殺戮者ではないと言ったところで、おそらくは聴く耳持たずと言うところでしょうか。 また、来年の夏、クマ騒動が起きないように祈るしかありませんな。 それではまた。 2011/12/08 16:13:kuma仙人
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何と言うか、忙しくて、寝てる間もない中で、何となく風邪も治ってきたかもしれないという中なのであるが・・・・
そんで、最近書いてる事が熊とかの話しばかりであるが、どうか許して頂きたい。
まったく、俺を含み、猟仲間の脳は、今クマに犯されているのである。
ちょっと気の利いた時事問題について触れてみたいのも山々なのであるが、兎に角、今日あった事、クマの事を記録しておかないとすぐに忘れてしまいそうなので、雪が降るまでこんな塩梅のブログなのかもしれないが・・・、しかし、明日は違うかもしれないのである???
朝から猟仲間がやってくる。
「クマ、なんじょだべ〜」
「ん〜、風邪で山行ってないからわかんねけどぉ〜・・・・」
「あの辺いるんじゃねえかなぁ〜」
と、幾人かが山に入る。
庭に転がしっぱなしの薪を片づけなきゃ、とチエンソーで薪を切りはじめる。
やはり病み明けにはきついような感じがしなくもないのだが・・・・
間もなくミーあんちゃんがやって来た。
「いかねかぁ〜!」
うっ・・・・、いきて〜なぁ・・・・・
行くか・・・・
風邪は本調子にまで回復していない。
だいたい、ゆっくり休めないから、どんな塩梅だか自分でも良く分からんのである。
もはや、風邪と言うより、山と熊に脳が犯されている状況なのかもしれない。
山に行って、熊を見れればそれでよい、のである。
これは、病気だ・・・・
で、重い身体をえっちらおっちらと山に運び上げるのである。
雪も消えてしまった落ち葉の森。
それでも、誰が見ても分からないみたいなクマさんの足跡を見つけ、時間や進んだ方向を見極める。
確かに歩いている。
じっくり地面を見ながら進むと、何と「ナメコ」、お〜っと喜んでしまった。
状態の良いナメコだ。この季節に珍しいのである。
早速ゲット。
だいたい見当つけたポイントで昼飯にする。
えらく急な場所で、立木に足をつっぱって支えないと、転がり落ちてしまいそうな場所で昼食。
また、風当たりがよくて寒いのである。
しかし、クマの猟はじっと我慢なのである。
写真では分かりにくいが、カップラーメンをちょこっと押してやると、たぶん遥か彼方の谷底まで転がっていくはずである。
まあ、おっかないような場所なのだが、見晴らしもいい場所なのである。
ご飯が終わると、だいたいクマが動き始める時間なのである。
寒いし、ぼちぼち、などと言ってじっくり眺めると、250メートル先の木の上に「クマあにき」発見。
俺の散弾銃では届かない距離。
ミーあんちゃんのライフル任せである。
俺は、くつろぎながら双眼鏡で眺め、ミーあんちゃんに状況を無線で説明し、ミーあんちゃんはライフルで狙う。
まあ、弾の当たる当たらないは、山の神様が決める事なので、オイラは清らかな心でその状況を眺める訳なのであるが、
風当たりの強いところでご飯を食べたミーあんちゃんは、寒さでガタガタ震えていて、スコープの十字をクマに合わせられない。
「お〜、寒くて、震えて、クマに合わせられん・・・」
と無線で言ってる。
まあ、しかし、撃つわけである。
「ドッカァ〜ン」
あ、クマ、上見てる・・・
あ、クマ、木から降りた・・・・
あ、クマ、歩いてる、右に歩いてる・・・・
無線で指示するのだが、ミーあんちゃんは見失ったようだ。
まあ、いいべ。
だって来るたびクマに出会えてる。
こんな幸せないよぉ〜、と話しながら、帰路を辿りながら場所を代える。
今度は写真撮る間もなかった。
「あっ、いた」
ミーあんちゃんが囁く。
指す方向を見る。
すぐに発見、「お、2匹、親子」俺が報告。
早足で歩く親子は、俺たちがいる崖の直下に入り、視界から消えた。
今来た尾根を、俺は引き返し高度を50メートル程上げる。
ミーあんちゃんは20メートル程下がる。
暫し様子を伺うと、ミーあんちゃんから無線が入る。
「いた!沢の真ん中、雪の上!」
「見えた、撃てる時は撃つ!」
しかし、クマの位置は、だんだんと俺の位置から遠くなり、ミーあんちゃんからも遠くなっているはずである。
今しかない・・・・
ド〜〜ン・・・・
あれ?数メートル先の木が揺れてる。
あらら、近くの木に弾が当たってしまった。
クマは、歩く足を止めじっとしてる。
1分。ミーあんちゃんも撃たない。
今度はしっかり狙いを定め、ド〜〜ン・・・・・
ライフルの音も「ドカァ〜ン」と聞こえる。
クマは・・・・歩いてる。
普通に歩いてる・・・・
弾は全然当たらない・・・・・
そして見えなくなった。
あ〜、獲れなかったね〜
しかたないね〜、と、それでも二人何故かニコニコしてるんだ。
だって、あのクマは、どこも痛くしてないし、おまけに、今日3頭の熊と出会えた。
あのクマとはいつかまた出会えるし。
山には感謝の気持ちでいっぱいである。
ナメコも採れたし。
ミーあんちゃんと、クマに脳を犯されているkuma仙人の最強コンビは、今日もニコニコ山を下るのである。
しかし、これで風邪治るんだろうか・・・・・・・(・_・;)