▼芋をほじくる2011/10/18 08:11 (C) 山の仙人になりてーなぁ〜
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秋。
農繁期はもう終わったのであるが、暇になって呆ける時間は全然ない。
人間的にじっとしてられないという性格の為なのか、どうなのか良く分からんのであるが、若い頃の様に、ご婦人とまったり過ごす秋の温泉のややネットリ系のひと時、などと言うものはもはや大昔の出来事。
追われる追われる・・・
仕事をいくらしても終わらない。
「働けど、働けど、
我が暮らし楽にならざり
ぢっと手を見る」 石川啄木
啄木は割と浪費家というか、言う割に働かない人だったのではないかと言われているが、まあ、労働者の気持ちを表す詩として、なかなかの表現である。
先日、小学校1年生の畑の先生ということで、最後の仕上げ、サツマイモの収穫に行ってきた。
60本のサツマイモの苗を植えた訳だが、良く育っている。
まずは、蔓を方付け、それから子供たちの出番である。
準備が整うと、子供たちは一斉に目指す蔓の在処、芋の在処へ取付く。
そして、手でほじくりはじめるのである。
しかしなぁ〜、手でほじくれるもんじゃねえ。
さんざん芋の上を歩き回り、踏んづけて、カチカチになった土を大汗流してシャベルでほじくる・・・・・
芋が見えると子供たちは待っていられない。
競争、或いは喧嘩、横取り、かっさらい・・・・
見えるとすぐに掴んで引っ張る。
まったく危ないったらないのだが、そこは小さなガキどもで、まあ、可愛い。
受難は芋である。
ごろりと丸い芋は良いのだが、細長いのはみんな折れちゃう。ポキッ!!
おいおい、むしるんじゃなくて、優しく引っ張るんだ・・・・
教えたところで子供たちは、誰が早く多く採るのかにご執心・・・・
あわわ・・・・・
ゆうきの里祭りで販売する予定らしいが・・・・あららぁ〜〜〜
それでも100キロ近い収穫である。
でかい芋は1個で2キロくらいのもあった。
上出来である。
午後からブドウ園の剪定を始めた。
来年も美味しいブドウが出来るように。
冬の雪に棚が潰されないように。
思い切った剪定をする。
いっぱい日光が当たり、美味しいブドウが出来るように。
プレミアムのデラウェアが出来るようにである。
俺のブドウは特別甘い。
それ以上に甘くなるように。
来年は、出来る限りプレミアムブドウとして、分かって頂ける方々に積極的に販売したいと思う。
農協に販売したところで、量で勝負みたいなもので、味など関係ないのである。
正直、こんなブドウでいいの??みたいなブドウが普通に出荷されている。
一般農家の60%くらいしか収穫量がない我が家のブドウ。
美味しいんだけどね・・・・・・。
ブドウ園脇の池には、田んぼの除草で頑張った鴨たちがいる。
キツネなどにやられて、半分以下に減ってしまった。
俺が喰う前に、全部いなくなっちゃいそうだ・・・・・
ブドウ園の近くの藪を押し歩くと、クリタケが出ていた。
味噌汁に投入したが、クリタケが出るとキノコは終盤なのである。
松茸・・・・今年はダメか。
名人でも、小指か薬指程のものを1本2本と言っている。
今日、山へ行って見よう。
チビ犬「アッシュ」のカイカイ病も落ち着いてきた。
他の生き物にうつる心配ももうないだろう。
射撃場に行って、鉄砲の音になれるように訓練である。
同じ様に犬を連れてきている人がいる。
でっかい犬。
ジコ姉ちゃんは犬の番である。
何と、あの間抜け顔のアッシュ・・・
でっかい犬に果敢にアタック・・・・・・・・
何じゃこりゃ、ずいぶん気が大きいもんだ(笑)
熊にもかかる犬だって言ってたけど、頼もしいなぁ