ヤマガタンver9 > ネコ・・・・

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▼ネコ・・・・

昨日轢かれたネコ「シロ」の容態は、厳しい。


獣医さんに連れて行きレントゲンと診察を受けた。

おおよその見立て通り、大腿複雑骨折。胸骨の圧迫骨折。
内臓については、検査料がかかるため様子を見るとの事。

処置には10〜20万円くらいの予算が必要である。


それは、無理である。

一つの命であるが・・・・・。

俺は、子供やカミさんにこんな事があっても、予算が無いからと言うのだろうか・・・・。


カミさんが医者担当で、オイラはブドウ仕事なのだが。

覚悟というか、決意を持ち、安楽死を求めた。
獣医は女性数名のスタッフに
「お前たち、これでいいのか!?、お前たち全員に聞いて、俺は涙を流しながらそれを行うのだ!一つの命だ!!」

と、言ったそうだ。

カミさんは、カチンときた。

「私だって、家族だ!命を軽んじている訳ではない!」
カミさんはそう思った。
獣医師の、その言葉を理解しかね、スタッフに当たる医師の姿に疑問を感じたそうだ。


カミさんは、ニコ「シロ」を連れ帰った。


今、玄関でヨタヨタしている。



牛乳を少しだけ舐めた。


相当なダメージに耐えている。
明日朝まで様子を見よう。


衰弱死させるのがいいのか、
手を下すのか。

医師による回復には、経済的な無理がある。


心が痛い。

▼獣医師

千差万別

考えが合わなければ
信頼は生まれない

嫁様の感じた
獣医師に対する違和感は正解

物言えぬ動物と
その飼い主を繋ぐ役目がある事を
忘れてしまったかのような自分の主張のみの発言

私は
嫁様の選択は
正しくもあり
間違いでもあると思う

衰弱死を選ぼうと
安楽死を選ぼうと

家族であるシロの事を懸命に考え
命の重さを助ェに考えて出した決断であろうから

他の誰かが是非を論じるべきではない

ただ、個々の考えが違うだけなのだ

命を思う時
ヒトは常に矛盾と隣り合わせに在る

そんな難しい迷いの中
シロを連れ帰った嫁様の決断を
麦は尊重したい

そして
嫁様、熊殿、熊家お子達の祈りが
届きますように

2011/06/21 21:00:麦チョコ
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