▼中学校の体育文化後援会2011/06/10 06:20 (C) 山の仙人になりてーなぁ〜
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ご近所、中学校通学区というローカルさである。
昨日も書いたのだが、その話の続きである。
体育文化後援会という組織なのだが、
規約にはその会員は、中学校保護者と、教員、及び趣旨に賛同する有志とある。
この会は、中学校の体育文化の振興を図るための組織と言う事であり、その後援、設備・備品の助成、選手派遣の助成などとある訳だが。
この助成の資本はどこから来るかと言うと、役員が地区を廻り、賛助金を集金してくるのである。
つまりは、後援会は親の組織であり、後援会は=親は、その組織運営のために地区にお金を無心している訳である。
確かに、子供たちに使うお金であるという断りはあるが、実際のところは、組織の収入となっているのである。
いわゆる親の組織に、お金が集まる・・・いや、集めるのであるから、
オイラはその形式に納得がいかないのである。
50周年記念式典や、甲子園出場など、異常事態と言うみたいなセレモニーに、賛同、寄付してくれと言うなら、それも理解できる。
しかし、恒常的に毎年そのお金は要求されるのである。
また、部活や、文化体育振興ならば、そのお金は、賛同者から直接に学校に集まっても良いはずである。
また、その組織が、父兄や学校と関係なく独自の組織であり、その中で行われているならば、これも問題ないと思うのだが。
オイラには、この組織のありようと言うのがこう見えるのである。
・・・・子供の部活などは、遠征や対外試合も多く、お金がかかり大変だ。
何とか負担を軽くできないか⇒地域から貰っちゃえ・・・・・・・
校長先生は、地区の善意と言う。
しかし、そもそも負担すべき保護者の負担を軽くするため、地区民に一口1000円の賛助金を求めるなど、厚かましい行為に見えてならない。
子供手当も支給されている。
美味しいものを喰い、他地区より高価な制服を着、何不自由なく暮らせる各家庭である。
小学生時代には、週末、毎週のように親とお出かけしている子供も少なくない。
決して貧しい環境にある訳ではなかろうと思う。
いや、厳しい家庭もあろう。
家も厳しい。
しかし、それは当然なのである。
親が汗水し、他に求めず頑張る、そんな姿を子供たちは見ておとなになる。
地域の善意を使わせて頂く。
子供たちに、地域との関わりやありがたみを教えるんだ。
と、校長は言う。
地区では、安協や防犯協会、それに防犯灯だって地区独自に立ててる、道の草刈りや、いろんなことでお世話になっているのに、善意のお金を・・・など言っていられないのである。
だいたいに、根本的に、そのお金は後援会という親組織の収入なのである。
子供たちへの善意と言う気持ちはあろうが、
親が行っている「後援会」という組織への賛助金なのである。
こういった意見に賛否はあろう。
そして、こういった組織の継続もあろう。
否定はしない。
しかし、13年の活動がある組織で、今まで誰一人、こんな事を表明した人がいないとは・・・・。
俺が、おそらく初めてだろう(どうもそうらしい)。
多人数が集まれば、必ず相反する意見も発生するし、その意見同士が議論し、改善し、融和し、前進し進歩する。
最初から全会一致など異常である、と思う。
13年の間、変化のない組織であったと言う事か。
いずれまあ、俺は、このような乞食じみた(それ以下)、自分の責任を他人に任せるような行為は出来んし、その組織にもなじまない。
これは、生きる、という基本理念が持つ生き方でもある。
責任は、果たせる限りは果たしたい。
果たす余裕があり、他人にすがるかの行為は、俺には出来ん。
せめて、こういった組織運営は、父兄でない方が良い。
父兄が行うのであらば、任意、自由参加の組織であって欲しい。
地域の人に対し、申し訳が立たん。
そして、願わくば、こういった形で集められたお金は、
被災地の、中学校などに寄付してほしい。
そして、そこの子供たちを招き、練習試合などできたのなら、
地域の人の善意も、報われるというものに。