ヤマガタンver9 > コシアブラの振り掛け

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▼コシアブラの振り掛け

コシアブラの振り掛け/
ブドウ園での仕事のついでに、5分ほど林を歩いてきた。
コシアブラを採ろうと思ったのだが、でっかめのやつしかなかった。

半日くらいの仕事の余裕もなく、季節が一気に進んでしまい、タラの芽や、ゼンマイ、コシアブラなどの山菜が採れずじまいである。

で、でっかいコシアブラを一掴み採ってきた。

ご飯の振り掛けを作るのである。

正しい振り掛けの作り方は、うろ覚えである。
近所のばあちゃんが食べさせてくれるそれは、薫り高く、質素な味で、それでいて贅沢な山の精を鼻腔に充満させて、吐く息にも香りが漂うほどである。

サッとゆでて刻み、塩か醤油で味付。
ゴマやクルミを潰したものを混ぜて、あと、何か入っていたが、忘れてしまった。



で、今日のレシピは。
香りが飛んでしまうのだが、それでも美味しいやつ。

サッとゆでて、水にとる。
茹で加減は、茶色の茎が緑に変わるくらい。

水を切り、細かく刻む。

シラスを少量の油で、カラカラに煎り、おまけに鰹節も一緒に炒る。
カラッっとなったらコシアブラ投入。
色合いの紅ショウガの刻みをちょこっと。
醤油で味付け。

水分を飛ばし、最後に良く焼いた海苔を揉み落とす。
良く混ぜて出来上がり。

2度火を入れるので、香りが飛んでしまうが、それでも仄かに優しい香りは楽しめる。
味もしっかりしている。


さて、今夜はこれでご飯ですなぁ。



しかし、今日の天気と言うか、空は何だったのだ?
黄砂???

もや〜っと、最初は雨が降るのかと思ったが、
目がゴソゴソするので、これはやっぱり黄砂かな。
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