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▼水鏡のごとく。。その6

水鏡のごとく。。その6/
火葬も終了し、葬式の会場に向かうときに、和子の旦那さんが、車に父さんの遺骨を乗せて走り出そうとしたら、まだ、車は、動いていないのに、遺骨が箱の中で数回、がさがさと、音を立てたらしい。(>_<)まるで、狭く窮屈だと言わんばかりに。(@_@)葬式の日は、とても、天気にみまわれ たくさんの人が来てくれた。

以外と多くの人と交流があったんだねー
親戚の人が話かけてきた。年代は、様々。
生前の交流関係は、
葬式時に垣間見れる物である。

お葬式も何事も終わり、
一般の列席者は、帰り、
そのあと、近親者や、親しい友人のみの法要が営まれた。

法要の後には、ささやかな、食事が大抵は、用意されていて、故人の懐かしい
話になるのが、通常である。

用事があるからと、古い友人が先に帰ります。と言ってドアを開けた瞬間、
突然こんなに雨が降るのを見たことがない!と言うぐらいに、どしゃ降りの雨。
バケツをひっくり返したような、激しい雨。

普通、雨が降る前には、
雨降る雰囲気が、感じられるものだが突然の雨に誰もが驚いた。

誰も外には一歩も出さない!
帰らないでくれ!
と 父さんが言っているように 感じた。


古い友人もあまりのタイミングの良さに肝度 を抜かれ 再び席に座らざるおえない状況になった。
帰らないのを確認したかの様に、 どしゃ降りの雨は、それから、2分も降らずに、元の青空に戻った。。

〜更に、続く〜
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