▼中米買付けニカラグアの旅2日目「エル・ネグリート農園到着!」2011/03/28 17:24 (C) 【焙煎工房Sui-cafe(スイカフェ) + beans stor..
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スイカフェでも大人気のサラティエルさんの農園にやって参りました。
そうです!クマさんのニックネームで親しまれ、去年まではラ・エスぺランサ農園の名前で販売していた農園です。
クマさんの後ろにあるレトロな機械、なんだか分かりますか??
実は、手作り焙煎機なんです!
彼はコーヒー農園主としてコーヒーの育て手である傍ら、ロースターでもあります。
自分で育てたコーヒーを自分でローストし、店舗を構えてコーヒーショップまで経営してしまう なんともやり手な農園主なんです。
1年目はシンプルな手動の焙煎機。日本で見る手回し焙煎機の大きい版といった感じだったのが
2年目にはなんとモーターを取り付けて、自動で焙煎できるように改良を重ね
3年目の今年行った時は、ドラムを覆うパーツまで加えられていました。
まずは、無いなら無いなりに自分で焙煎機を作ってしまうという発想と、毎年自分なりに改良を重ねていてとても勉強家な一面に脱帽です。
↑こちらは、エル・ネグリート農園の苗床(コーヒーの赤ちゃんたち)です。
先日のブログでエル・ポルベニール農園の苗床もご紹介しましたが、こちらの農園はイチゴ栽培のように地面から離して専用の台を設けて育てていました。
サラティエルさんのお話しでは地面から離すことで害虫や病気から苗を守り、通気性の良い状態で育てられとのこと。
農家によっても、様々な工夫がなされていることが分かります。
こちらの台の上でも1人の労働者が1日1200カブ植え、7000カブほどの苗がすくすく育っていました。
おおよそ3年後には初収穫できますから、3年後もしかしたらこの苗が元気に育って収穫したコーヒーを皆様にお届けできるかもしれませんね!
最初の年、サラティエルさんに「この農園で美味しいコーヒーが育てられるのはどうして?」というような質問をしたところ、「栄養満点な大地と神様のおかげだよ!」と謙虚な答えをしてくれましたが、
今年また同じような質問をしたところ、1本1本のコーヒーの木に対して適切に剪定作業をほどこしながら、2ヶ月おきにこまめに液体肥料を与え、ヘルシーな農園の状態を保ちながら、ヘルシーなものを育てるように心がけていると答えてくれました。
質問の仕方が少々違ったのもあるかもしれませんが、サラティエルさんの考え方や、育て方も進歩しているのかな?なんて感じました。
ちなみにサラティエルさんが育てたエル・ネグリート農園もまもなく発売開始予定ですので、楽しみにしていて下さいね!
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