ヤマガタンver9 > 被災地状況ほか。

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▼被災地状況ほか。

昨日被災地の親戚からのSOSに付き
食糧や水を積み込み現地入りしてきました。
大家族であることと体の不自由な老齢者が
おりますので慎もうか悩みましたが向かいました。
このことに関しては目をつむって下さい。

松島から西へ15キロぐらいのところでしたので
津波による被害はございませんでした。
揺れのみで震度は6強。水道、電気は不通。
電気が通っていませんので情報がまずありません。

スーパーには1000人を超えると思われる長蛇の列があり
食糧を確保するのに何時間も並んでいるようでした。
給水車は人口2万人のまちで役場に1日2回くるようですが
1人10リットルまで…。何時間も待って次の給水車を待つ
といった状況です。

報道で目にする津波の被害は甚大で我々の想像を超えて
います。そして揺れのみの被災地は今回あまりにも広範囲で
そちらまで手がまわっていないと感じてきました。
新潟に炊き出しのボランティアに行った際は
ボランティアセンターが機能していましたので受入態勢が
ありましたから各避難所に食糧がまわりました。
しかし今回は広範囲すぎるため対応が難しそうです。

業界関係の話になりますが工場が津波に飲み込まれた
ところがあります。
被災地の墓地もちょっと見ましたが最近の建立物件以外は
倒壊、ズレなどかなりの被害状況でした。
各メーカーの弊社担当者は連絡がみなつきました。
福島でお客さんに身を寄せている、津波が自宅の30m手前まで
来た、消防団で行方不明者を探しているなど無事だっただけでも安心しました。

しかしラジオから次々に犠牲になられた方の情報が入り
自身の関係者の無事に安堵することそのものも複雑です。


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